内容説明
ヒョウモントカゲモドキは、ほとんどがCB(繁殖)個体で、爬虫類の中でも品種改良が最も進んでいる種類の一つ。
本書は、ヒョウモントカゲモドキの品種(カラーバリエーション)で流通しているもの500~600種近くを写真で紹介するカラー図鑑です。
品種は亜種分類、体の色や模様、目の色、体の大きさなどで細かくカテゴライズして紹介します。
品種名はブリーダーの名前をつけることもあり、トレンパー氏(例:トレンパー・アルビノ、トレンパー・ジャイアント)やベル氏(例:ベル・アルビノ)、マック氏(例:マック・スノー)、マーフィー氏(マーフィー・パターンレス)、レインウオーター氏(例:レインウオーター・アルビノ)などが有名で、さらに彼らの居住地であるテキサス、フロリダ、ラスベガスが名前の一部につくこともあり、その種名の由来、ブリーダーの繁殖の秘話もコラムとして掲載します。
目次
ヒョウモントカゲモドキの飼育
ヒョウモントカゲモドキの繁殖
品種の区分と遺伝について
ヒョウモントカゲモドキの品種
・ベースモルフ:劣勢遺伝モルフ/優勢遺伝モルフ/共優勢遺伝モルフ
・ポリジェネティック形質:ポリジェネティックモルフ
・コンボモルフ:ポリジェネティックコンボモルフ・ラインブレッドコンボモルフ/トレンパーアルビノコンボモルフ/ベルアルビノコンボモルフ/レインウォーターアルビノコンボモルフ/アルビノを含まないコンボモルフ
・コンボモルフ組成早見表
・ワイルドタイプ(野生型)
ヒョウモントカゲモドキの近縁種
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スリカータ
16
以前、爬虫類好きの子供にせがまれて、飼育を検討したヒョウモントカゲモドキ。せめて、人工餌を食べてくれれば…。本書はフルカラーで800種類を掲載している。個人的には、人工繁殖や交尾の写真が興味深かった。柄の多彩さに目を奪われがちだが、本書で初めて瞳の美しさを知った。瞳にも様々なパターンがあるとは。2022/01/09
ゆきじ
0
かわいい2022/12/18
kaz
0
数多くの写真が紹介されている。確かに柄は多様なのだが、形が似ているため、どれも同じに見える。図書館の内容紹介は『爬虫類の飼育の盛り上がりの中、一際人気なのがヒョウモントカゲモドキ。その品種について、日本国内に流通した個体だけでなく、各国のブリーダーから得たたくさんの写真と共に解説。飼育と繁殖にも触れる』。 2021/10/27