小・中・高に通わずに大学へ行った私が伝えたい 不登校になって伸びた7つの能力

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小・中・高に通わずに大学へ行った私が伝えたい 不登校になって伸びた7つの能力

  • 著者名:吉田晃子/星山海琳
  • 価格 ¥1,210(本体¥1,100)
  • 廣済堂出版(2021/08発売)
  • ポイント 11pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784331522585

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内容説明

この本は「不登校」を治す本ではありません。
「不登校」を推奨する本でもありません。
学校に行く子と学校に行かない子、学力が伸びるのはどちらか?
思考力が伸びるのはどちらか?
実際に小学校1年生から学校に行かないことを選択し、 中学、高校も、魅力的ではないからと行かず、 その後2ヶ月半で12 年間の勉強を終え大学へ行った娘が、 大人になりました。
そして彼女自身の子ども時代を振りかえったときに見えた、 不登校のおかげで脅かされずに育った能力について書いた本です。

目次
1章
親が得したこと1 不安からの解放
不登校している子どもに言ってはいけない5つの言葉
わたしが1週間で不登校が不安ではなくなった理由
義務教育は「子どもが学校に通う義務」ではない
勉強の場は学校以外にもいくらでもある
学校に行かなくても勉強しなくても、稼ぐ大人になれる
2章
不登校になって伸びた能力1 遊んでいたから「学力」がついた
コミックで漢字を覚えた
6歳でホームページをつくる
小・中・高に通わなかったわたしが「行ってみたい」だけで大学へ行った
数学で苦しむも、国語と現代社会は無勉で合格!
高認で未来がひらける人がいる
大学はどんな感じ?
子どもを勉強嫌いにさせているのは大人

3章
不登校になって伸びた能力2 失敗をおそれないから「行動力」がついてくる
「自信のない子」は「自信をなくされた子」
13歳の子どもが大阪から東京へひとりで遊びに行く
16歳までに28ヶ国へ旅をして得たもの

4章
不登校になって伸びた能力3 指示されないから「自己管理力」がつく
24時間を自由に使っていいよと言われたらどうしますか?
6歳からひと月5000円のおこづかい
将来は学校でも親でもなく、子ども自身がつくる
ネットの危険を子どもが理解する方法
「何も強制、指示されない子どもはダメに育つ」は間違い

5章
不登校になって伸びた能力4 世界が広がり、「コミュニケーション力」が育つ
子どものことがわからない? 家族と朝までおしゃべりをしよう
さまざまな年齢の相手と交流すると社会性が育つ
親が起こさなければ子どもは自分で起きる力がつく
学校へ行かない時間を自分の好みを知る時間にする

6章
不登校になって伸びた能力5 やりたいことをやるとき「集中力」が発揮できる
九九も知らないわたしが2ヶ月半の勉強で高認に合格した理由

7章
不登校になって伸びた能力6 「自己肯定力」が深まる
ほめられたことも、叱られたこともない
自分の好きなものがわかりますか?
子どもは誰が認めても認めなくても偉大
反抗期を知らぬまま成人になったわたし

8章
不登校になって伸びた能力7 常識に流されずに「考える力」を養う
やりたいことがあるのにチャイムで止められる不思議
自分の生き方を考えると、強くなる
「思考力」は一生もの
自分の望むものがわかると気持ちよく生きられる

9章
親が得したこと2 ムダなお金、ムダな時間をとられずに済んだ
子どもとたっぷりふれあえたのは、このうえない喜び
教材や制服はムダな買い物
PTAや子ども会、旗持ちはしなくていい
毎朝のお弁当づくりをしなくていい
ご近所付き合い・ママ友付き合いをしなくていい

10章
親が得したこと3 親の人生まで楽しくしてくれた
不登校のアタフタこそが、ギフト
親が悩んでも子どもは幸福にならない
「行きたーい! 」でイタリア語を習得
「不登校の子」が人生を楽しめるかは、親次第

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぽけっとももんが

6
図書館新着本。著者親子の言うことはごもっとも、でも学校に行くことがそんなにこどもたちをだめにしてるかなぁ。無理して登校することはない、という意見には反対の余地はないけれども、学校に行かなければこんなに素晴らしい能力がつきますよ、と主張されても。自由にやりたいことを自分で決める、脱学校の生活を送るのが少数だからいいけれども、それが世の大半になってしまったらと想像すると、それはもうなかなかに手強い。学校に行かず、自分を探求する子ばかりではないだろう。いや、飛躍しすぎてるのは百も承知。2019/12/14

乱読家 護る会支持!

2
小学校から高校まで12年間を不登校で過ごし、大学に入学した娘さん。 学校に行かなかったからこそ「学力」「行動力」「自己管理力」「コミュニケーション力」「集中力」「自己肯定力」「思考力」が伸びたと書かれています。 逆に変化の激しいグローバル社会では、学校に行った方が、子どもの成長の阻害要因になるかもしれませんね。 学校に行かない子は、責めずに自由に伸び伸び育てよう。2020/05/05

とろる

1
不登校の作者が幸せに不登校できたのは、本人の性格や能力、親を含む周りの環境に恵まれていたからだと思う。こんな恵まれた条件はレアだと思うから夢物語にしか見えない。ただ、子供の「明日行くから」を本当の意味に言い換えた文章には胸が痛くなった。本当にその通りだと思う。2019/11/10

Saito Seiichiro

0
本書が主張するように、現在の小学校と中学校は無駄な部分が多い。もっと合理的なものに改革すべきである。2020/01/20

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