陶磁考古学入門 - やきもののグローバル・ヒストリー

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陶磁考古学入門 - やきもののグローバル・ヒストリー

  • 著者名:野上建紀
  • 価格 ¥3,520(本体¥3,200)
  • 勁草書房(2021/09発売)
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  • ISBN:9784326200610

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内容説明

陶磁考古学は、やきもの(陶磁器)を資料として、生産から流通、消費、そして廃棄へと至るライフヒストリーを訪ね歩き、人々の生活・社会・交流の歴史を復元してゆく学問である。17世紀初の肥前磁器の創始、産業と輸出の本格化を経て、海を渡り世界中に普及していった陶磁器の世界史を、いま紐解く。はじめての陶磁器の考古学。

目次

はじめに

第I部 陶磁考古学入門

第1章 陶磁器と考古学
 コラムA 考古学陶磁器の資料化
 コラムB 登り窯の発掘調査

第2章 陶磁器のライフヒストリー
 コラムC 移民と陶磁器
 コラムD 死者のための器

第3章 窯と陶磁器
 コラムE 幻の陶器の窯
 コラムF 直された陶磁器

第4章 流通遺跡と水中考古学
 コラムG 肥前磁器の積出港
 コラムH 茶碗曽根のやきもの

第5章 沈没船と陶磁器研究
 コラムI 海上生活と陶磁器

第6章 近世・近代考古学と陶磁器
 コラムJ 戦争とやきもの

第II部 肥前磁器の歴史

第7章 肥前磁器の始まり
 コラムK 磁器創始の通説
 コラムL 李参平碑文問題

第8章 磁器生産の本格化
 コラムM 天狗谷窯の意義

第9章 海外輸出の始まりと本格化
 コラムN 清の海禁政策下の中国磁器貿易

第10章 唐船・オランダ船による貿易
 コラムO 三つの口から輸出された伊万里
 コラムP 肥前磁器の「分布範囲」

第11章 ガレオン船による貿易
 コラムQ チョコレートカップ
 コラムR アフリカに渡った伊万里

第12章 展海令と国内市場開拓
 コラムS 海禁令が与えた影響
 コラムT 漂着する陶磁器

第13章 地方窯の成立と生産機構の変容
 コラムU 島の陶磁器
 コラムV 幕末~明治の海外輸出

第III部 陶磁の道とグローバリゼーション

第14章 青(コバルト)の道
 コラムW バーミヤーン遺跡と鷹島海底遺跡
 コラムX 海のシルクロードと沖縄

第15章 陶磁器からみるグローバル・ヒストリー

おわりに
参考文献一覧
図版出典一覧
初出一覧
あとがき
索  引

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ヤマガ

1
陶磁器の生産・流通・消費の歴史について考古学的に考察しています。特に沈没船や水中考古学の視点から陶磁器の流通を探る点がユニークで、陶磁器が単なる工芸品ではなく、歴史の中で重要な役割を果たしてきたことが分かります。専門書ということもあり、難しい部分はありましたが、コラムは興味深いテーマが書かれていたので、面白かったです。2025/05/06

中村蓮

0
陶磁考古学について基本的な考え方が理解できたと思います。第2部以降は第1部の概説を具体例に落とし込んだら、という視点で読みました。 縄文土器が好きなのですが、陶磁考古学の手法から研究しようとすると、野焼き=窯跡はない、沈没船など流通遺跡もない、近世・近代考古学のように文字資料で補強もできないとなると、なかなか難しいように思いました。2024/09/23

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