内容説明
「オルン・ドゥーラ、お前には今日限りでパーティを抜けてもらう」
パーティ事情により、剣士から、本職ではない付与術士にコンバートしたオルン。
そんな彼にある日突然かけられたのは、実力不足としてのクビの通告だった。
身体能力も、使用できる魔術も平均的で、突出するものを持たない――。
そんなオルンの取柄は、凡人でも努力すれば手に入れられる技術を、
すぐに身に付けることができること――まさしく『器用貧乏』だ。
ソロでの活動再開にあたり、オルンは付与術士から剣士へと戻る。
だが、付与術士だったことは決して無駄ではなかった。
勇者パーティ時代に培った知識、経験、そして開発した複数のオリジナル魔術は、
オルンを常識外の強さを持つ剣士へと成長させていて……!?
「小説家になろう」発の人気ファンタジー! コミカライズも決定!
電子書籍には特典として、都神樹先生書き下ろし小説&きさらぎゆり先生描き下ろしイラストを収録!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しぇん
18
KindleUnlimitedで。追放もののテンプレのような感じはしますが、追放側の勇者にも意味深な伏線が残されてますね。メインヒロインぽい子もまだ夢の中だけと思ってたら、最後に敵として出てきそうな感じですが……。あと作中でも触れられてますが、もう、全部あいつ一人でいいんじゃないかな?状態をどう変えていくんですかね?一旦物の技術とかで濁してますが2023/02/19
レイン
0
よくある追放支援職冒険者の話。 勇者パーティは馬鹿でなければいけない法則でもあるんだろうか、と呆れたが、主人公が利発ではっきりした性格なので好ましい。 コミカライズは無駄なお色気が多すぎて下品だったが、本作は主人公オルンが主軸で動いているので、無駄なお色気はなく一安心。 ただ文章はセリフと状況説明が並んでいるように感じて、のめり込んで読める感じではない。これは相性もあると思う。 伏線が多く先が気になるので、続きは期待したい。
ぷりん
0
よくある追放系ですが 各所にある伏線回収が楽しみな作品ですね2023/06/17