新潮新書<br> 日本大空襲「実行犯」の告白―なぜ46万人は殺されたのか―(新潮新書)

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紙書籍版価格 ¥836
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新潮新書
日本大空襲「実行犯」の告白―なぜ46万人は殺されたのか―(新潮新書)

  • 著者名:鈴木冬悠人【著】
  • 価格 ¥836(本体¥760)
  • 新潮社(2021/08発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784106109171

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内容説明

第二次大戦末期、わずか一年足らずの空爆で約46万人もの命が奪われた。すでに敗色濃厚の日本に対して、なぜそれほど徹底的な爆撃がなされたのか。最大の理由は、空爆を実行したアメリカ航空軍の成り立ちにあった。当時、陸軍の下部組織という立場にあり、時に蔑まれてきた彼らが切望するものは何だったのか。半世紀ぶりに発掘された将校ら246人の肉声テープが浮き彫りにする「日本大空襲」の驚くべき真相とは。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

skunk_c

66
46万人(原爆込)もの犠牲者を出したアメリカ軍による日本への空襲の大きな動機が、当時陸軍の下部にあった空軍の独立であったことを、BSでも紹介されたという(未視聴)「肉声」と番組作りの中で得られたと思われる資料を再構成して明らかにしたもの。著者は「道義的責任」に対する実行者の「反省のなさ」をかなり問題にしているが、そもそも戦争というものがそうした正常な価値観を奪うのではないか。アメリカがこの後空爆で戦争に勝てるとベトナム戦争で膨大な爆撃を(ラオスを含め)行い、多くの犠牲者を出しながら勝てなかった事実は重い。2021/09/20

さきん

30
飛行機の実力を認めてもらうためには、結果として戦果が求められるのは必定。当時、飛行機の運用を一番自由におこなえていたのは、空軍を作っていたドイツ軍だった。ルメイだけではなく、組織の構造が作戦の残虐性拡大に拍車をかけたという概要で全くその通りと思った。もちろん、絨毯爆撃は心理的ダメージや生活物資破壊の狙いもある。昭和天皇のルメイへの勲章授与というのは、政府が決めたと思うが、やはり愚行という他ない。2021/09/17

fseigojp

14
最初に無差別をしたのはナチス(ロンドン)と日本(重慶) 海兵隊同様、空軍も存続をかけて一線をこえた2021/11/08

はるわか

13
第二次大戦末期のわずか1年足らずの空爆で約46万人の命が奪われた。敗色濃厚の日本に対して徹底的な爆撃がなされたのはなぜか?米国陸軍の下位組織(陸軍航空軍)に位置付けられていた航空部隊(アーノルド大将、ルメイ少将)は、「航空戦力のみで勝利を決定づける」ことで「空軍の独立」を果たすため、B-29により、軍事施設でない、人口密集地・市街住宅地に対して焼夷弾による無差別爆撃を繰り返した。空爆2000回超、投下焼夷弾2040万発、地方中小都市を含め237か所、ターゲットとした都市の総人口は1450万人超。2021/10/05

ふたば✧リハビリ成功。。。かな?

8
当初、読むのを躊躇っていた。読んでやっぱり重苦しく寒々とした気持ちになった。どんな理由があったにせよ、彼らのやったことはあまりに非道なことだ。空軍の独立のために、人道的な立場から逸脱することを良しとしたその思いを理解することは不可能だ。どうあっても理解したくない。2021/10/31

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