実業之日本社文庫<br> 北町奉行所前腰掛け茶屋 片時雨

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実業之日本社文庫
北町奉行所前腰掛け茶屋 片時雨

  • 著者名:吉田雄亮
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 実業之日本社(2021/08発売)
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  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784408556871

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内容説明

元奉行所与力の店には今日も事件が―?
たちまち大反響、
新捕物帳シリーズ第2弾!
名物甘味に名裁き――
茶屋に事件の香り立つ?
かつて北町奉行所与力を務めていた奉行所前腰掛茶屋の老主人弥(や)兵(へ)衛(え)。
新しい甘味の創作に余念がなかったが、浅草で医者をめぐる騒動が起きていると客の噂話を耳にする。
貧乏人から薬代を強引に取り立てる医者町仲間と呼ばれる集まりがあるらしい。彼らの真の狙いとは?
茶屋の常連客の啓太郎と半次、そして看板娘の加代も探索に手を挙げるが……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

147
腰掛け茶屋では毎月異なる甘味をしている。今月は「景勝餅」そんな描写が私の食いしん坊中枢を刺激する第二弾。弥兵衛の探索を手伝う火消しの半次は、生まれて半年で母に捨てられた過去を持つ。そこ利用する姑息な奴らが許せない。まぁ、事件は片が付いてやれやれ。金貸しと町医者が結託する悪行に鉄槌が下ることになっているのだ。2022/01/28

タイ子

75
奉行所前の腰掛茶屋主人・弥兵衛の捕り物帖シリーズ第2弾。元奉行所の与力、一刀流皆伝の腕前。茶屋で見聞きする不穏な出来事に即対応。弥兵衛の探索を嗅ぎつけて頼みもしないのに駆けつけるのが常連客の2人の若者たち。今回は、浅草近辺の医は仁術とする心優しき医者たちが何者かに脅され、引っ越しを余儀なくされているという噂が。何かあると探索を始めた弥兵衛たちが見つけたとんでもない金の亡者の医者たちの正体。仕込み杖を片手に弥兵衛の成敗が始まる。弥兵衛を取り巻く人物たちの姿も浮き彫りになりつつ、人情裁きにスッキリ。2021/08/28

やま

64
一刀流の遣い手で、北町奉行所前の腰掛茶屋の主である松浦弥兵衛の活躍の物語です。江戸は浅草阿部川町の医者・弦斎は、真木道場の破落戸浪人を使って町内で安い治療代で診ている医師たちを痛めつけ阿部川町から追い出して、高い治療代をとって儲けようと医師仲間を作る。貧乏人が困るのを見かねた元例繰方与力であった弥兵衛は、弦斎たちを息子の北町奉行所非常掛り与力・松浦紀一郎に捕まえさせる。→2023/01/26

ぶんぶん

15
【図書館】シリーズ第2弾! 今回は悪徳医師と質屋が結託して病人を苦しめるという話。 例によって、茶店での噂話から探索を進める弥兵衛、調べて行くと医者町仲間と言う悪どい繋がりを掴む。 法に触れるギリギリの商才に奉行所も手を出せない。 弥兵衛は一計を謀るが・・・半次の捨てられた裏側も判る一遍。 少しは話が通って来たが、まだもたつきが、もっと盛り上がりを望みたい。 立ち回りは良くなったと思う。 次巻はどうしようか・・・2022/05/28

シュレッダ

4
朝飯用に買ったものの二巻でした。一巻からいこう2021/09/08

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