岩波少年文庫<br> 少女ポリアンナ

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岩波少年文庫
少女ポリアンナ

  • ISBN:9784001141023

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内容説明

11歳のポリアンナは,牧師の父を亡くして孤児になり,母の妹である独身のポリーおばさんに引き取られた.天真爛漫なポリアンナは持ち前の明るさで,子ども嫌いの気むずかしいポリーおばさんや,孤独に暮らす金持ちの老人など,周囲の人々を変えていく.

目次

少女ポリアンナ┴もくじ┴1 ミス・ポリー┴2 トムじいさんとナンシー┴3 ポリアンナがやってきた┴4 小さな屋根裏部屋┴5 ゲーム┴6 義務の問題┴7 ポリアンナと罰┴8 ポリアンナの訪問┴9 「その人」は?┴10 スノウ夫人の驚き┴11 ジミー登場┴12 婦人会の人たちの前で┴13 ペンドルトンの森┴14 ジェリーを届けたのは?┴15 チルトン先生┴16 赤いバラとレースのショール┴17 「本の中みたい」┴18 プリズム┴19 ちょっぴり驚いたこと┴20 もっと驚いたこと┴21 疑問がとけた┴22 お説教と薪の箱┴23 事故┴24 ジョン・ペンドルトン┴25 待つゲーム┴26 開いていたドア┴27 ふたつの訪問┴28 ゲームをする人々┴29 開いた窓から┴30 ジミーのお手柄┴31 新しいおじさん┴32 ポリアンナからの手紙┴訳者あとがき┴さし絵 高田美苗

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たつや

49
図書館で見かけて、ずっと気になっていて、やっと読めました。どんな話かも知らなかったので純粋に物語に入れ、ポリーさんひどいな~ナンシー頑張れから、ポリアンナ登場して、からポリアンナの世界に浸る。構成もしっかりしていて、登場人物も脇役も全員生きている。無駄が少ない気がする。ただ、児童書のためか?かなり冗長な気がする文体が、多少イライラした。良い本でした。続編も気になる。2017/05/11

yuko

23
「あしながおじさん」や「赤毛のアン」と同じような時代に書かれた「少女ポリアンナ」。明るく前向きに生きる孤児の少女ものが流行っていたのかしら。100年の前のお話なので、宗教や家庭についての社会通念に時代を感じるところも多々あります。それでも主人公と変わっていく周りの人々を魅力的に読ませてしまうのが、古典と呼ばれるところなのでしょうね。ジミーとの続編が気になる。2015/12/11

十六夜(いざよい)

16
母親を亡くし、父親とも死に別れることとなった11歳の少女ポリアンナは、大きなお屋敷で暮らす独身のおばさんミス・ポリーに引き取られた。〝うれしい遊び〟で辛さや悲しみを乗り越えようとするポリアンナは、やがて町中の人たちを勇気づけ、さらには「義務」で引き取ったおばさんの心をも溶かしてゆくのですが、そんなポリアンナにさらなる試練が…。ポリアンナの気持ちの強さが伝わる作品。ものの捉え方の角度を変えて見れるのは素敵な事。2021/05/20

おはなし会 芽ぶっく 

12
『レモンの図書館』 https://bookmeter.com/books/12538632 のカリプソの読書案内で紹介されていた本1/24  昔、アニメ名作劇場でやっていましたねぇ。2020/11/08

モケリン

7
物事をポジティブに変えていくポリアンナ。どんなことにも喜ぶことがあることを、この本に教えてもらえたので、私も喜ぶゲームをしていきたいな。 ブログにも書きました↓ https://mokerin.com/positive20190203/2019/02/02

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