幻冬舎文庫 田沼スポーツ包丁部！

著者名：秋川滝美【著】

幻冬舎（2021/08発売）

• ISBN：9784344431065

内容説明

激減した売り上げを回復させる起死回生の新商品を開発せよ！「田沼スポーツ」商品開発部の清村課長に下った業務命令は、評判の悪い常務が糸を引く無理強い！？営業部の新人・勝山大地は、清村に恩のある先輩社員の佐藤とともに、助太刀に立ち上がるのだが……。料理自慢の男子社員が包丁片手に八面六臂。垂涎必至のアウトドアエンタメ!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[カブ]

表紙の主人公と思われる人物の表情と、｢居酒屋ぼったくり｣の著者の作品という期待感で手に取る。キャンプ流行りの今にピッタリ。食べるって本当に楽しく、熱量を感じるので読んでいてわくわくした。これって高校編とも言うべき前作があるのを知り読んでみたいと思った。

2022/01/02

[らび]

スポーツ会社の営業のはずがむりやりな企画で「包丁部」を作りアウトドア料理レシピを提案する。キャンプが注目される今の時代に結構合ってますね。ざっくり男の料理って野外なら3割増し・・上司とのやり取りもざっくばらんで嫌味が無く楽しめます。

2022/02/12

[sugar&salt]

放課後の厨房男子からの続きになるのかな？勝山大地は田沼スポーツに就職して営業部員として働き始める。巻き込まれ体質の大地は商品開発部の清村課長を助けるため田沼スポーツ包丁部が発足。厨房男子の時はできる先輩たちや後輩たちがいたけど、今回は大地以外素人で大地が料理上手と周りから頼られてるのが新鮮。金森くんはでてきたけど、他の包丁部だった先輩・後輩のその後も気になるなー。

2022/09/25

[ロボット刑事Ｋ]

イチャモンみたいで恐縮ですが読み終わっての一言は「なんか気持ち悪い」。先日読んだソロキャン３でも感じたんですけど、登場人物同士のリスペクト合戦が気持ち悪い。普通の会話なら有り得ない台詞回しが気持ち悪い。この人ホントは釣りもキャンプもやったことないんだろうなって透けて見える不自然なシーンの描写が気持ち悪い。悪役の性根の悪さの描写が弱くて、主人公たちのこき下ろしに説得力なくて気持ち悪い。主人公がどうして「包丁部」の呼称にこだわるのか説明足りなくて気持ち悪い。よって☆２つ。秋川さんのファンの皆様ごめんなさい。

2025/07/06

[スプリント]

ストーリー展開が読む者の気持ちを温かくさせてくれる。 続きが読みたい。

2023/12/26