内容説明
自衛隊明記で日本を本当に守れるのか?!
「9条改憲」の対案はこれだ!
軍事に頼らず守ることは“お花畑”なのか。
世界6位の海岸線をもつ地理的条件、少子高齢化、人口減少、グローバルな経済活動、膨らむ赤字国債……。
日本社会の現実を直視し、日米安保や自衛隊によらない防衛戦略への転換を探求する。
【著者】
伊藤真
1958年生まれ。弁護士、伊藤塾塾長、日弁連憲法問題対策本部副本部長。著書に『増補版 赤ペンチェック 自民党憲法改正草案』(大月書店)ほか多数。
神原元
1967年生まれ。弁護士。著書に『ヘイト・スピーチに抗する人びと』(新日本出版社)など。
布施祐仁
1976年生まれ。ジャーナリスト、「平和新聞」編集長。著書に『経済的徴兵制』(集英社新書)ほか。
目次
第1章 憲法9条の防衛戦略(伊藤 真)
第2章 憲法学は何を主張してきたか(神原 元)
第3章 日米同盟と「専守防衛」のひずみ(布施 祐仁)
第4章 等身大の安全保障論(伊藤 真・神原 元・布施祐仁)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
樋口佳之
29
自衛官からよく聞くのは、憲法に書いてあるかどうかという形式上のことよりも、一番大事なのは国民の支持があるかどうかだという話です。自衛官の服務の宣誓には「事に臨んでは危険を顧みず、身をもつて責務の完遂に務め、もつて国民の負託にこたえる」とあります。自衛官が命がけの任務に当たるのは国民の負託にこたえるためなのに、国民がその任務を支持していなかったら、いったい何のために命をかけなければならないのか、という/この服務の宣誓は大きな問題を抱えていると思う。自衛隊改革語るなら、ここに触れて欲しかったです。2019/01/22
Miki Shimizu
2
なんか、いちいち説得された感じ。でも、それは共感してるからなんかなー。反対のこと考えてる人が読むとダマサレテル!とか、思うのかしら。日本もそろそろ脱皮しないと、国際社会に取り残されてる感じ。2018/12/02
星辺気楽
0
現代人必須書。とくに最後の賞は著者の気持ちが出ていて、良かった。2019/07/20
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