最低賃金1500円がつくる仕事と暮らし 「雇用崩壊」を乗り越える

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最低賃金1500円がつくる仕事と暮らし 「雇用崩壊」を乗り越える

  • ISBN:9784272310531

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内容説明

1日8時間働けば誰もがフツーに暮らせる社会へ

年功賃金の崩壊と労働市場の激変、非正規雇用だけでなく正社員にも低所得層が増加するなかで、
〈最賃1500円運動〉への期待が広がっている。
最賃引き上げで地域経済を元気にする戦略など最低賃金1500円が切り開く社会への展望を示す。

【著者】
後藤道夫
都留文科大学名誉教授

中澤秀一
静岡県立大学准教授

木下武男
元昭和女子大学教授

今野晴貴
NPO法人POSSE代表

福祉国家構想研究会
新たな福祉国家型の社会再建をめざして,現代日本の状況を批判的に分析し,対抗構想を提起する。代表:岡田知弘・後藤道夫・二宮厚美・渡辺治。

目次

第1章 最低賃金1500円は社会をどう変える――家計補助賃金からリビング・ウェイジへ
第2章 労働市場と働き方の現在~未来
第3章 最低賃金の歴史と思想
第4章 大資本に対する防波堤としての最低賃金――地域経済と中小企業
終章 社会的危機を救う──最賃1500円と福祉国家型生活保障

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆう。

41
1日8時間働けば普通に生活できる社会の実現を目指して、最低賃金と賃金と社会保障のあり方を考察した内容です。現在の全国の最低賃金平均は848円であり、そもそもが家計補助的な位置づけで、生計費原則が成り立っていません。本著では全国一律1500円の最低賃金をナショナルミニマムとして保障し、労働の中身もディーセントワークで人間らしい働き方を提言しています。働きながらも貧困に陥る人が増え続けているなかで、重要な提起だと思いました。同時に賃金依存の高さも問題であり社会保障制度の充実も求められていると思いました。2018/11/01

樋口佳之

25
不思議なことですが、多くの労働組合は、労働者本人がとうていふつうに暮らせない最賃額を、「引き上げ目標」としつづけていた/エキタスのデモは、労働者本人がギリギリふつうに暮らせる金額を最低賃金として要求し、おそらく初めて、それを広く社会にアピールすることに成功/最低賃金が果たす役割についての、社会の要請そのもの、受けとめ方そのものが大きく変わりつつあったことの現れ/コンビニで販売しているペットボトルの値段は、どこでもほぼ同じです。同じ業務、同じ商品・サービスの価格なのに、働いている労働者の賃金だけが異なる2018/11/02

ジム

0
局所的な観点だが面白い。どんな仕事でもそうだが声を出して賃金交渉しなければ良くならない。黙って諦めるから付け入られる。2019/03/25

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