内容説明
ロゴデザインを仕事で始めようと思う人は、
まずこれを読むことから始めましょう。
(ブランディングデザイナー 西澤明洋)
本書は、ロゴデザインをメインに、ブランド・アイデンティティ制作の受注から完成までのプロセスにおいて知っておくべきポイントを、著者自身や著名デザイナーの多くのケーススタディを用いて紐解きます。一連のプロセスの中で、優れたロゴについてはもちろん、アイデアの出し方からクライアントと作業するためのヒント、さらには消耗しがちな情熱を絶やさない方法なども紹介した、デザイナー必読の一冊です。
※本書は2011年8月刊行の『ロゴデザイン・ラブ! 僕の失敗と成功、みんなの話からわかるブランド・アイデンティティのつくり方』に加筆修正を加えた改訂第2版となります。
目次
Part 1 THE IMPORTANCE OF BRAND IDENTITY
ブランド・アイデンティティの重要性
Chapter 1 僕らは包囲されている
Chapter 2 僕らが語るのはストーリーだ
この署名のない製品は本物ではありません
ロゴのない会社は顔のない人間と同じだ
ミリオン単位の視線を捉える
女王陛下の承認を獲得
シンボルマークは国境を越える
文字の一部を抜き出して発展させる
ブランド・アイデンティティの重要性の再考
Chapter 3 優れたロゴに欠かせない基本要素
シンプルに抑える
テーマに沿う
伝統あるモチーフを取り入れる
目に留まるよう工夫する
強く印象付ける
極小サイズでの再現性を考える
ポイントを1つに絞る
傑作を生み出す7つの条件
法則は破るために作られる
Part 2 THE PROCESS OF DESIGN
デザインのプロセス
Chapter 4 プロジェクトの基盤づくり
不安点を解消する
準備が肝心、まずデザイン仕様書を
基本情報を集める
詳細を確認する
意思決定者に関する簡単な情報を得る
落ち着いて回答できる時間と場所をクライアントに提供する
なおかつ目標から外れない
情報を検証する
デザイン仕様書をまとめる
カギは企業ミッションとプロジェクトの目標
現場リサーチの効力
細やかな対応が実を結ぶ
提示されたキーワードが出発点
Chapter 5 リデザインにひそむリスクを避ける
何を目的とするリブランディングか
絞りすぎは禁物
フォーカス・グループが教えてくれること
法人組織の顔から家族の顔に
小さな修正が望ましいケース
本質的要素だけを統合する
敬意を忘れずに
Chapter 6 デザイン料の計算
まず対話、それから見積もり
Chapter 7 鉛筆からPDFまで
マインドマップづくり
スケッチブックは必需品
テンス教会の求道的要望
保険会社の将来のために
インターナショナルなシンボルマーク
試行錯誤が必要とは限らない
デザイン案は絞り込もう
カラーの前にモノクロで
実用例が役立つ
ペンはマウスより強し
Chapter 8 話し合いの技術
意思決定者との話し合い
ルール1 : 連絡担当者を味方につける
ルール2 : 仲介者を通さない
ルール3 : 主導権を握る
ルール4 : コミッティーと足並みを揃える
約束は控えめに、結果は大きめに
小さなプライドに固執しない
Part 3 MOVING FORWARD
前進し続けるために
Chapter 9 モチベーションを維持する
つねに学び続ける
4年先を行く
変化を起こす
パソコンから離れる
自分自身のためのデザインを楽しむ
新しい何かを生み出す
駆け出しの頃を思い返す
飽きることのない願いを抱く
ただしオーバーワークには注意
つねに問いを繰り返す
はじめの1歩から着実に
共に納得できる着地点を見つける
締め切りを意識する
クリエイティブ・シンキング(水平思考)を実践する
コミュニケーション能力を向上させる
過剰な期待をしない
つねにデザインする
自分の心に正直でいる
一歩下がって状況を捉える
Chapter 10 Q&A
オリジナル性をめぐるトラブル
プロジェクトの効果の測定法
著作権
コミュニケーションの断絶
契約の取り付け
海外のクライアント
デザイン案の数は?
友人や家族
デザイン案の修正回数
プロジェクトのスケジュール
競合会社のリサーチ
ほか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あか
yyhhyy
Kanou Hikaru
ryo33
テスト
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