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内容説明
――SDGsは、年間12兆ドルの経済効果と3億8000万人の雇用を生む!?未来を見すえた国内外の企業はいま、2030年に向けて、「SDGsビジネス」にシフトしています。国連で2015年に採択されたSDGsは、「社会貢献」活動というイメージがありますが、じつは企業にとってビジネスチャンスでもあるのです。しかし、社会貢献とビジネスとを、具体的にどのように両立させればよいのでしょうか?“SDGs以前”から、社会貢献とビジネスとを両立させてきた会社・サニーサイドアップグループとその社長・次原悦子が、SDGsの基本から実践アイデア、ビジネスの仕組みづくりまで、すべて教えます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
金吾
21
SDGsについては名前しか知らなかったので考える切っ掛けになりました。平易に書いている入門書みたいな本であり私には良かったです。2025/05/17
ホシ
21
SDGsのお勉強。以前読んだ蟹江氏の本が解説書だとすれば、本書は入門書といった趣。ビジネスマン向けにやさしくSDGsが紹介され、自社で如何にSDGsを実践していくのか、その方法とPR法について著者の考えや実践例が紹介されます。3~4時間ほどでサクッと読める一冊。私は教育の視点からSDGsに取り組もうと思っていますが、ビジネス視点のSDGsを知る上で良い本だと思います。少し批判的な意見を言わせていただければ「SDGsはビジネスチャンス」という表現が度々出てくる点が、ちょっと引っかかるかな。2021/07/31
ta_chanko
15
PR会社サニーサイドアップによる、ソーシャルグッドを実現するための取り組み。スローガンは「たのしいさわぎをおこしたい」。SDGsへの取り組みは寄付ではなく持続可能性のあるビジネスで。まずはPRして多くの人に知ってもらうことが重要。そのうちの何%かが実際に行動を起こすことで、社会は変わっていく。無関心な人に関心を持たせるためには工夫が必要。説教では伝わらない。ユニークな手法で。例えば、踊る信号機でLGBTQ+への理解を広げる、失恋休暇などを設定して休暇を取りやすくする、など。何かできること、ひとつ。2021/09/12
ふじあつ
12
★★★★☆ SDGsのことについて勉強中です。ビジネスと社会貢献を両立させるのは難しいと思っていました。しかし,小さなことからできることがあり,そこから始まるサスティナブルな社会を目指す一員になれるのではないかと考えさせられました。利益を確保しながらもサスティナブル(持続可能)を考えていく。それならできそうです。著者の次原さんがサニーサイドアップという会社を作ったのが17歳,マンションの一室で3人からだったそうです。「ヒトやモノの魅力を世の中に知らせたい!」という思いからだったそうです。私達にもできる!2021/07/31
さゆちゃん
2
SDGsができる前からソーシャルグッドな取り組みをされてきていた次原さん。とても感心しました。柔軟な頭で、社会との関わり方について考えてみたくなる一冊。2021/09/04