内容説明
古代エジプト神、東京に降臨!
エジプト考古学史上最大の謎―― ツタンカーメンの死の真相が解き明かされる!?
聖東大学古代エジプト調査室の嘱託研究員・小栗陽は、ツタンカーメンに関連する発掘調査の誘いを受けエジプトへ向かった。先輩の日下美羽と共に桐生蘭子准教授の指揮のもと調査を開始した矢先、遺跡から大量の首なしミイラが発掘され、さらにミイラの内臓を収める容器「カノポス」が見つかった。謎を秘めたカノポスをめぐり、小栗と美羽に危機が迫る!
聖東大学古代エジプト研究室で起こった惨劇から二年――前作『黒いピラミッド』(第25回日本ホラー小説大賞大賞受賞)を超える衝撃が走り抜ける!
古代文明の謎に迫る、ホラー・アドベンチャー!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
200
『黒いピラミッド』(日本ホラー小説大賞大賞受賞)の続編、第二弾、期待して読みました。途中までは良い雰囲気だったのですが、最後がドタバタでいけません。 大エジプト博物館が開館したら、エジプトを再訪したいと思います。 https://ddnavi.com/review/825611/a/2021/09/04
信兵衛
30
アクエンアテン王が信奉した<アテン神>対古来より神官たちが守り、ツタンカーメン王になって復活した<アメン神たち>という対立構図。歴史としても実に面白いです。2021/08/24
rosetta
24
ホラーやオカルトが嫌いなわけではないが、この文章からはあまり情景も情感も伝わって来なかった。誰かが映像化してくれたら面白い話なのかもしれない。いかにも続きそうな終わり方だけど今回と同じレベルならもう読もうとは思わない。2021/11/01
さこぽん
23
「黒いピラミッド」シリーズ第2弾。 古代エジプト神の甦りを阻止するために動き出す美羽たち。 アテン神が気持ち悪すぎ。神というか地球外生命体みたい。神ってこわいものなんだなぁ。ツタンカーメンの死の真相には興味をひかれた。検索しながら読んだら、なおイメージできてたのしめた。次もたのしみv2021/09/30
megu
15
古代エジプトをテーマにした物語。ファンタジー要素がかなり強いので、本格的な古代エジプトものを期待して読むとがっかりかもしれませんが、読み物としては十分面白かったです( ^ω^ )一作目の存在を知らずにこの本を手にしてしまった!順番が前後しますが、一作目の“黒いピラミッド”も読みたいです。続きがありそうな終わり方だったので、次回作も楽しみにしています♡2021/08/26