その気遣い、むしろ無礼になってます！ - 大人の「さりげない」ワンランク上の気遣い

著者名：三上ナナエ

すばる舎（2021/07発売）

• ISBN：9784799109878

内容説明

シリーズ累計18万部を突破！大人気著者の「気遣い」本最新刊。
これまでの本が気遣い初心者向けなら、本書は中級者向け。
仕事の経験を積み、それなりに気遣いができるようになってきたけれど……実はその「やりすぎ」が無礼になっていた!?　
大人の気遣いは、相手を恐縮させない「さりげなさ」が最終ゴール。ANAのCAとして、研修講師として著者が見聞きした豊富なエピソードをもとに、ワンランク上の気遣いを伝授。

目次

第1章　せっかくの気遣いが無礼になっている!?
第2章　ついやってしまう「やりすぎ」気遣い
第3章　気を利かせたつもりが「裏目に出る」気遣い
第4章　なかなか距離が縮まない「会話」の気遣い
第5章　多様性時代の「勘違い」気遣い
第6章　これこそ大人のさりげない気遣い！エピソード集

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[よっち]

仕事の経験を積み、それなりに気遣いができるようになったけれど…やりすぎが無礼になっていた？研修講師として著者が見聞きした豊富なエピソードをもとに気遣いが何たるかを教えてくれる一冊。気遣いのしすぎがかえって気の利かなさに繋がり、型通りにこだわりすぎたり、謝り過ぎ、物をあげすぎ、心配しすぎ、アドバイスし過ぎ、謙遜しすぎなどのパターンを挙げつつ、ではどう気遣うべきなのか、見えるところや些細なところ、答えやすさや会話のリズムの作り方など、シンプルな形で適切に対応するやり方は、なるほどと思える部分が多かったですね。

2022/01/13

[チャー]

過剰な気遣いがときに自分の意図とは裏腹に相手を傷つけるかもしれないと気になり手にとる。本書は元CAの著者が相手の気持ちを考えつつ関係を良好に保てるような適度な距離感の接し方を紹介している。具体的な場面を引き合いに出しつつ解説されておりわかりやすい。相談されてもいないのについアドバイスのようなものをしてしまうときは、相手が求めている反応とは違うことが多い。頼み事をするときは、手土産は別れ際の方が良い。何でも相手に合わせすぎると意見がないと思われる。思い込みによる過度な気遣いは互いに疲れると再認識した。

2022/04/11

[魚京童！]

相手のことを考えすぎて、自分に帰ってくるパターン。幸せってなんだろうね。無礼の無礼。

2023/07/09

[とん]

全体を通して「まあ、確かにね…」という感じ。 とりあえず『不機嫌は人類最大の罪』らしいので気をつけよう。あとは相手の立場になって考えれば自ずとわかるかな、という内容。謝りすぎない。お礼もしすぎない。なにごともほどほどにー。

2022/10/09

[アステア]

メモ/気遣いの結果は期待しない/自分が疲れないことを基準に/手伝いを断られたら、素直に引き下がる/1番の気遣いは、機嫌良さそうにしていること（不機嫌は最大の罪）/「ごめんなさい」を「ありがとう」に変える（謝り過ぎは良くない）/話しかけやすい人でいるメリットは大きい/「お知らせしておくね。返事は行ける時でいいからね」

2022/08/07