内容説明
セルフ・コンパッションの原典を新訳!
セルフ・コンパッション(自分への思いやり)とは、物事をありのままに受け入れ、(1)自分に優しくすること、(2)共通の人間性を認識すること(苦しみのせいで孤立していると思わずに、他者との繋がりを大切にすること)、(3)マインドフルネスになること(苦しみを無視したり、誇張したりせず、自分の体験としてバランスよく自覚しつづけること)を実行していくことである。
「ありのままの自分を愛し,受け入れる」ことは、簡単なようでなかなかできることではない。たいていの場合、他の誰よりも自分自身に厳しく接することの方が多いだろう。人生には予想外のアクシデントが付きもので、そのことにより自分を責めたり、卑下することもあるだろう。もしかすると、自分自身に優しくしたら怠けたりわがままになったりするのでは?と思う方もいるかもしれない。
しかし、セルフ・コンパッションを身につけることによって、現代の過酷な状況下で格段に生きやすくなることは明らかになっている。自分で自分の心を和ませ、「労わる」ことができれば、過度に人に依存することなく自分自身をコントロールすることが可能なのである。
セルフ・コンパッションのスキルを使いこなすのは難しいことではない。本書を読みながらエクササイズを繰り返すことにより、自分自身に心を開こうという気持ちさえあれば、誰にでも体得できるものである。
セルフ・コンパッションは、生まれもった才能、なのである。
目次
第1部 なぜセルフ・コンパッションなのか
第1章 セルフ・コンパッションを見つける
第2章 愚行はおしまいにする
第2部 セルフ・コンパッションの核となる構成要素
第3章 自分に優しくする
第4章 誰しも経験することだと知る
第5章 現実に対してマインドフルでいる
第3部 セルフ・コンパッションがもたらす恩恵
第6章 感情面のレジリエンス(立ち直る力)
第7章 自尊感情ゲームをやめる
第8章 意欲と自分の成長
第4部 人間関係におけるセルフ・コンパッション
第9章 他者への思いやり
第10章 セルフ・コンパッションを実践する育児
第11章 愛とセックス
第5部 セルフ・コンパッションの喜び
第12章 蛹から蝶へ
第13章 自分の真価を認める:セルフ・アプリシエーション
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
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vy na
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