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内容説明
地球のきょうだい星であるラ・メール星を舞台に、少女シルクが理想の「青き国」を見つけ、ミラクル・ツリー(いのちの樹)を再生させるまでを描くシリーズです。本作は、「パセリ伝説」のパセリのふるさとである、「水の国アクア」をめぐる物語で、シリーズ完結編となります。
ノイ国の“風をよぶ花”が復活して虹色の風がふくなかで、たおれている少女を見つけたシルクたち。少女は「ミラクル・オー」をさがしている様子だが、記憶を失っていた。「ミラクル・オー」と「青き国」をさがすため、シルクと仲間たちは、少女とともに、アクア国へ向かう。
「ミラクル・オー」を万能の水と信じ、アクアは『幸福の国』だという人々。しかし、ささいなことでとらえられ、牢に入れられたことから、なにかがおかしいと感じるシルクたちは、変わり者の老人の助けで、真のミラクル・オーをさがそうとするが……。
謎の少女の正体は? シルクが知ることになる衝撃の真実とは? そして、理想の「青き国」はどこにあるのか? ハラハラドキドキの展開で一気読み間違いなし。冒険と恋のファンタジー完結編!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
翔(かける)
23
シリーズ第5巻。記憶を失っている少女・シュリアとともに、ミラクル・オーと青き国を求めて、みんなでアクア国へ。何か問題はあるだろうと思っていましたが、アクア国がゾッとするほど「幸せの国」になっていて怖かったです。痛みがあるからこそ人間は生きていられるという話があるけれど、光だけしかない世界がどれほど異常かを教えてくれます。アクアの王女・ミレアがうじうじ虫なのにイライラ(笑)。さらに、ここにきてシルクの出生に秘密があるとは思わなかったので、晴天の霹靂でした。シュリアの正体、シルクとリクの関係…盛りだくさんな→2017/12/13
HATIMITU
2
息抜き程度で読んだ児童書だったが、大人が読んでも心にくるものがあった。シルクが旅を通して大きく成長しているのを感じた。心にある光と闇の両方を大切にしないといけない。久しぶりに青い鳥文庫を読んで良かった。2013/12/15
てらさか
1
これでパセリ伝説も本当に完結だそうで。うじうじしたお姫様にいらいらしてしまい、シルクに肩入れして読んでしまった。2016/05/25
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