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内容説明
寺院仏閣や博物館を訪れるたびに出会う、さまざまな形の「仏さま」。では、釈迦如来と阿弥陀如来はどう違うのか? なぜ金ピカが多いのか、髪の毛が丸いのか? それぞれを見分ける基本となる、印相(手の形)、台座、持物、光背の特徴を、細密画で詳しく解説する。まず、なぜこれほど多種多様の仏像が生まれたのか。それは、さまざまな境遇、タイプがいる人間すべてを救うためであった。そして、これらの仏像には、如来・菩薩・明王・天部・垂迹・羅漢の六種類がある。たとえば、釈迦如来は、理想的人間像の象徴。阿弥陀如来は、慈悲と智慧の象徴。弥勒菩薩は「未来の救世主」。文殊菩薩は「学問のコツを知る」。不動明王は「悩みをくだく」。帝釈天は「弱きを助ける」。阿修羅は「怒りを訴える」……。それぞれの特徴や意味を知り、日本における仏像の歴史や背景を知ることができる。人生の困難に際し、仏像はあなたに何を語りかけるか。静謐な時間をとり戻すための案内書。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
抜け忍1号
1
2011年7月18日読了。仏像鑑賞の解説書。六種類の仏像—如来、菩薩、明王、天部、垂迹、羅漢—が特徴と役割ごとに丁寧に図で解説されている。手の形や持物、光背など細かいポイントもわかりやすく記載されているので、仏像に込められた意味を深く知ることができる。本当に良いことが書いてある良書。読んでいて少し感動を覚えた。特に日本文化や仏教に興味をお持ちの方にとっては、発見の多い一冊になるのでは?2011/07/18
tsumahiro
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仏像の見方に留まらず、仏像に込められた教えや、菩薩、如来、天などのヒエラルキー、インドで仏教が興ってから中国を経て日本に伝来し、広まるまでの歴史までが学べる。あくまでも仏像は礼拝の対象とのスタンスで、見分け方だけでなく、仏像と相対することで得られる心の安らぎや自分と対話する大切さを教えてくれる。いったん通読した上で、菩提寺や旅先のお寺や美術館で仏像と対面するときに参照すると、より深く理解できるのではと思った。2025/11/21




