コミックエッセイ かい猫ミーに出会ったら

著者名：誰でもない【著者】

KADOKAWA（2021/07発売）

• ISBN：9784046803634

内容説明

Twitterで10万人（2021年７月時点）がハマった…！　衝撃と感動が散りばめられた、珠玉のショートコミック。


短い話の中で散りばめられる伏線、いくつも考えられる物語の意味に推測…。
Twitterで人気の超短編４Pコミックのほか、描き下ろし短編「かい猫ミーに出会ったら」30Pを収録。

“ふつう”じゃない見た目のミー、心に傷を持つやさしい少女さよ、そしてミーをとりまく人々…。


あなたはミーに出会ったら、どうしますか？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[アルカリオン]

KindleUnlimited ショートショート的コミック。前作『リリースレッド 怪異の起こる街』に引き続き、面白く満足。なお、収録作中「あざ」だけは意味・オチが何度読んでもわからず困惑したが、後半に続きの話があった▼「かいびょう」と読んでいたが正しくは「かいねこ」。「飼い猫」と「怪猫」をかけているのだろう▼著者の作品はここでも読める。 https://rookie.shonenjump.com/series/FlR8CfEoWE0 話の意味が分からないときはコメント欄が参考になる。

2022/02/14

[ネタバレ：トキメキのあまり展開してしまう存在しない記憶たち]

う〜ん……なんかツボにはまらなかったな……　普通の絵はかわいいけどホラーに迫力はないかな

2022/06/15

[flatscan]

誰でもない氏の第二弾。概ねホラーなショートショート集。前作のが超絶凝った内容で、非常に面白かったんだが、流石に2冊目になるとちょっとインパクトは薄れる。それでも、作者の強烈な個性ある内容と特徴的な絵柄は惹かれる。ただ、全体としては良いんだけど、タイトルにもなってる「かい猫ミー」の話が、本の前後で分割されてるのが腑に落ちない（3話目の「あざ」の続きは？ってなる。続きは後半に収録されてるが）普通に前半短編集、後半中編「かい猫ミー」のエピソードにすれば良かったのに。それはそうと、今作はセリフが写植で読みやすい。

2021/12/29

[麻林檎]

ツイッターに漫画を投稿なさっている誰でもない先生の書籍化２作目。一つ一つは短い話ながら意外な結末が待っているので、どれを読んでも面白いのだが、表題にもなっている「かい猫ミーに出会ったら」は不思議な異形の猫ミーと優しい少女さよの触れ合いが描き下しも含めて描かれ、とても心温まる話になっている。ミーの将来に幸あれと祈らずにはいられない。

2021/07/30

[emopit]

少しだけズレた世界…ものすごく好みである。

2022/03/16