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内容説明
バタフライガーデンとは美しい花や植物を植え、それを目当てに来るチョウや昆虫を観察して楽しむナチュラルガーデンのことである。
イギリスの生物学者ミリアム・ロスチャイルドが唱えたガーデニングの方法の一種で、吸蜜や食草として特定の花を求めてくる蝶の好む植物・花を植えて受粉・吸蜜の循環的生命の流れを作り出す環境にやさしい庭造りの考えでありその推奨である。
アゲハ蝶類はミカンや柑橘類を好んで食草として卵を産み付けるから庭にはそういう植物を植えてみようとかヒャクニチソウ、ムシトリナデシコ、アザミなど蝶の好きな花を季節ごとに植えて、四季の庭園を美しく作る法、ベランダではどうすればいいか、チョウの好きな花の色は赤か青か、など昆虫写真家の著者が自分の庭を作りながら撮った花と蝶の写真を満載した図鑑形式の園芸入門書。
花200種、朝120種を収めた園芸・昆虫マニアの必読書。
すべての自然を愛する人へ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
デジ姫
10
1500坪の土地に100坪ほどのバタフライガーデン。四季の花に飛び交う蝶の数々。著者を見てびっくり!何と「フォトコンライフ」で風景写真を見かける写真家だった。2021/11/07
遠い日
8
海野和男さんの写真がすばらしい。広大(と思える)庭に来る蝶たちの種類も豊富で、それぞれの好みの植物、花に戯れる姿が可憐。どの植物にどんな蝶が来るのかが写真とともに記されているので、どちらの名前も知ることができる。なかなか覚えられはしないけれど、名前のわからない花や蝶を漫然と見るのとは全く違う印象です。2021/06/16
ひめぴょん
6
庭に来るものといえば、鳥・蝶・蜂、常駐しているものはアリ・ダンゴムシ・蜘蛛・ミミズと多彩です。我が家の庭にはキジバトとスズメと蝶はよく来ます。蝶が来るといえば、フジバカマにアサキマダラという組み合わせが有名ですが、この本を見ていますと我が家の庭にある植物には蝶に好まれるもの(菜の花、ムラサキハナナ、菫、ツツジ、ムシトリなでしこ、ブルーサルビア、マリーゴールド、コスモス、ノコンギク、つわぶき、メキシカンセージなど)も多いということが分かりました(意図していなかったのですが)。 2021/06/29
神谷孝信
0
どんな花々に蝶達が来るのか、花々の名前も知る手立てとして重宝する内容。32021/05/21