富士見ファンタジア文庫<br> 推しが俺を好きかもしれない

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富士見ファンタジア文庫
推しが俺を好きかもしれない

  • ISBN:9784040741062

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内容説明

クソみたいな現実でも、推しさえいれば生きていける。
 俺の推しは、ネットで人気の音楽ユニット『満月の夜に咲きたい』のボーカル・U-Ka(ユーカ)だ。
 ある日、彼女の配信に映ったのは――学校一可愛い俺のクラスメイト、花房憂花(はなふさ ゆうか)だった。
 クラスメイトとはいえ、推しのプライベートにオタクが干渉しちゃ駄目だ!
 なのに、なぜか花房は俺に近づいてきて!?
「ちょくちょく、遊びに来るから」
 立場を超えた交流が始まり、俺一人だけだった放課後の部室が、推しと二人の空間になっていく。
 俺しか知らない推しの一面がだんだんと増えていき――
 人気ボーカルと、陰キャオタク。格差があった二人が近づく、両片想い青春ラブコメ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ナギ

58
ヒロインが2面性を使い分ける面倒臭い系だけど、芸能人としてのファンとしての好きが、一般人としての好きに移り変わっていくのが良い。 単純に推しと恋人関係になりましたじゃないのが良い。そして、ヒロインも素直になれないのを誤魔化すためにいろいろやっちゃうのも令和のツンデレとでも言えば良いのでしょうか。主人公とヒロイン以外のキャラクターがほぼ出ずに1冊なので重厚です。2022/10/18

よっち

45
ネットで人気の音楽ユニット『まんさき』のボーカル・U-Kaを推す夜宮光助が、U-Kaでもあり学校一可愛いクラスメイト花房憂花と立場を超えた交流が始まる青春ラブコメ。光助の推しのプライベートにオタクが干渉しちゃ駄目だという思いとは裏腹に、見てはいけない場面を立て続けに遭遇したことで憂花から接近、二人の空間になっていく放課後の文芸部室。憂花の不器用過ぎる言動の面倒くささには苦笑いでしたけど、それもまただんだんと変化してきて、空回りしてすれ違いながらも、大切なことだけは間違わなかった二人のこれからが楽しみです。2021/07/16

佐治駿河

33
二巻までしか出版されていない作品なので、まとめて二巻で感想を書きますあ2025/02/23

オセロ

30
人気音楽ユニット「まんさき」のヴォーカル・Uーkaを推すオタクの夜宮光助が、ひょんなことからUーkaの正体の級友の花房憂花の裏の顔を知った2人の拗らせラブコメ。級友とはいえ推しのUーkaのプライベートに関わらないようにする光助と、素の自分を出せる相手として光助にやたらと絡んでくる憂花のコミカルなやり取りが笑いを誘いますね。そんな2人があることをキッカケに確執が出来ても、互いに本音でぶつかり合ってわかり合う展開は良かったです。動き出した推しとオタクの恋がどこに向かうのか楽しみです。2021/07/18

わたー

28
★★★★★前作がよかったので今作も。主人公の拗らせ具合も、ヒロインのめんどくささも全てが愛おしすぎて大好き。推しのアーティストがクラスメイトであることが分かった翌日に、彼女の分厚い仮面に隠された本性を知ってしまうことから始まるラブコメ。オタクであることに信念と矜持を持っているからこそ、時にファンレターという名の痛ポエムをしたためたり、時に2種類の限定版を感謝とともに購入したりという、愛が重すぎるが故の空回り気味の言動に共感しっぱなしで堪らなく好き。2021/07/16

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