内容説明
戦国時代、魔界十字軍と名乗る者たちが、世に破壊と混沌をもたらしていた。対するは、たったひとりの“現代人”天野真弓、そして奇妙な縁で結ばれた仲間たち。苦しむ人々を助けるため、無数の魔界十字軍と魔界を打ち滅ぼしてきた真弓たちに、「魔界十字軍が各地で一斉蜂起を始めようとしている」という情報がもたらされる。動揺する真弓たち……。そのとき、大音声が響き渡った。「聞け、第六天魔王に逆らう者どもよ!」奇才・田中天が暴走する大奇天烈戦国レネゲイドアクション、堂々のクライマックス。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちゃか
4
「な、なんという馬鹿馬鹿しさ……スゲェ、スゲェよ天!」。リプレイ終了、そしてダブルクロス2nd、最後のリプレイ。最後までGMの暴走は止まらなかったか…通常運転という説も。これでいいのか…と思いつつ、これだからこそ、って思えるのはなぜだろう。笑いすぎた反動だろうか。しっかりシリアスな部分もあるのに、なぜああも笑えるのか…… 2012/08/26
warimachi
1
再読、感涙。ホントにバカバカしいんだけど、最後はちゃんとダブルクロスらしい「絆」の物語として美しく締め括られる。電子化叶ってうれしい限り。古い版のリプレイとはいえ、まだまだ読まれるべき傑作だろう。2021/08/04
warimachi
1
これだけ好き勝手ふざけた挙げ句にしっかりダブルクロスらしく畳んでしまう力量に唖然。やっぱり凄いわこの人は。2巻構成ながら不足感のない、The 2nd Editionリプレイの末尾を飾るに相応しい内容だった。2018/02/26
R28
1
お馬鹿なネタなのに、最後がちょっと切ないのが良い感じ。しかし、これでDX2は最後になるのか。2009/08/04
こさ
1
まさに「ぼくのかんがえたさいきょうの織田信長」2009/09/24