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内容説明
「ほぼ確実にリバウンド」「BMI18.5未満の死亡リスクは2倍」「実は小太りが一番長生き」「低体重だと認知症になりやすく、病気以外の死因による死も多い」――摂食障害が専門の精神科医が、エビデンスに基づき、過剰な「やせ礼賛」文化を斬る!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
もけうに
5
ほぼ知っている内容で目新しさは無かった。著者が摂食障害の専門家なので、摂食障害の歴史部分が一番力が入っており、読み応えもある。その部分に絞った方が良かったかも。2023/07/25
乱読家 護る会支持!
4
⚫︎ダイエットしたのに太る理由は、「短期間のダイエットであること」「ダイエッティングサイクルにはまること」「食欲をコントロール出来なくなること」「太りやすい体質になること」。 ⚫︎人は食欲をコントロール出来ない。痩せすぎて脂肪細胞が極端に少なくなると、食欲調整のホルモンが分泌されなくなり、食欲を抑えられなくなる。 ⚫︎ダイエットを繰り返すと、エネルギーを体に溜める能力が向上して、少しの食料で体重が増えるようになる。 ⚫︎ダイエットしてリバウンドすると脂肪細胞の数が増える。2021/09/20
Akio Kudo
2
★★★★★ ダイエットをしようとすると余計に太るという皮肉。2021/12/23
ukkari_hatibe
1
カロリー制限を行なった際の不利益が提示されており、改めてカロリー制限の危険さを認識した。 運動をすることによる消費カロリー増加のダイエットによる人体プロセスの変化ついてはあまり深く立ち入っていなかったので、その辺を補える本があると嬉しい。2021/08/29
ばっちん
0
タイトルや前半の書き出しだけ見るとやる気を削ぐような内容が続いてムカムカしながら読んでたのも確か。実際半分程度読んだとこでしばらく積んでた。前半はエビデンスの話が続きだいぶ目が滑る。ダイエット本何冊も読んでるとだいたい何度も出てくる話。後半も論文事例は出てくるけど割と筆者の意見が前面に出てくるので読みやすくなってくる。 ダイエット(リバウンド)を何度も繰り返すってことは飢えを反復練習してるようなもんで生存本能的に生き延びるすべを鍛えている、つまり太りやすくなっていってるという事実はなかなかこたえるな。 2023/06/29