内容説明
「思いやりの心」は、本能ではない。自分で伸ばせる能力だ!スタンフォード大学で心と脳の研究をリードする若き俊英が送る、不寛容な時代を乗り越えるための共感の授業。「最新の科学と、心に響くストーリーの数々が織りなす、見事な一冊。」アンジェラ・ダックワース、アダム・グラント、キャロル・ドウェック、絶賛!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はるき
19
共感のいい面と悪い面をフェアな立場で考察する名著。ちょっと気合がいる分厚さですが、夢中で読み切りました。相手を知らないから安易に憎む。文学を読むことで共感能力が高まる。参考にしたい。2021/10/28
まゆまゆ
7
利己的な行動がむしろ奨励される現代社会において欠乏しているといわれるのが、共感(エンパシー)である。もともと人間が持っているこの能力は、鍛えて伸ばすことができることを紹介していく。効果的な方法としては、演劇や文学といった物語を楽しむこと。また、共感にもパターンがあり、共有と配慮、考慮いずれも使う脳が異なる。そして空気にも流される。2021/10/20
Kan
6
共感力は伸ばせる。2021/09/23
ココアにんにく
3
共感は伸ばせる!帯のキャロル・ドウェック氏の成長マインドセットやアダム・グラント氏のGIVERに通底する内容でした。様々なナッジを使い共感力が育てられる実例が挙げられている。中でも著者の娘さんの話やヘイトグループから脱却したトニーの例は物語を読むようでした。医療従事者の気持ちはコロナ渦の現状と合わせて考える。7章のネット社会での共感力はココやVRなど使い方次第。参考資料Bエビデンス評価は内容を復習できてよかった。本好きにとって「文学は共感力を高める」が評価4は嬉しい。「読書で犯罪を減らせる」評価12021/12/14
あがにゃん
2
共感を3種類に分類し、長所と短所を述べているのがとても良い。また、共感は努力の仕方次第で伸ばすことが出来る点。意識の仕方や環境によっても変わる点を述べており、様々な視点で述べられている点も良い。印象的なのは最後のSNSのこと。SNSは人の共感力を悪くするとばかり思っていたが、どうやらそうでは無いらしい。ARやVRの使い方次第では伸ばすこともできるという可能性を秘めていることが分かったのがとても嬉しいし、教育や心理教育、メンタルマネジメントでどう応用されるのか期待が高まる所。2022/02/27
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