内容説明
落語で笑って、心を晴れやかに!
伝統芸能でありながら、昨今空前のブームとなっている落語。
人気の落語家、林家たい平が
時代を超えて語り継がれてきた傑作の古典落語から100席を厳選。
面白いだけではなく、ちょっと泣けるいい噺も収録。
古典落語の面白さ、感情豊かな人々の生き様を大いに楽しんでください。
また、各話のあらすじには一口解説も添えています。
噺自体の解説はもちろんですが、
噺によっては演じる時に気をつけていることや
名人の逸話なども紹介しています。
ぜひ、本書で落語の面白さに触れてください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ニッポニア
37
古典落語の概要、その作品群を眺めていると、見えてくるのは人間の本質、古典はそれだけで尊い、と思える。以下メモ。口移しで教えてもらって、よそでやって失敗する噺派多くある。人生の本当の楽しみは貧乏の中にあり。古典落語の中には現代に合わせて変えていかなければならないものと、絶対に変えてはいけないものがある。ピンチの時のトンチって、面白い。何事もほどほどが一番だが、ほどほどじゃないからこそ、面白いことが起きる。人間以外もしゃべります。2026/04/04
さぁとなつ
27
絶版した「上方落語のネタ帳」(小佐田定雄)に似た構成 古典落語の定番を林家たい平師匠が100席厳選して、あらすじと一口解説で紹介している 見開きの2頁で完結 言わずとしれた笑いの効果(血行促進、脳の活発化、免疫力向上、ストレス軽減、気分安定、筋力アップ、幸福感) 昔と今では少し言葉や情景が違っており、分かりにくい古典ものもありますが、そこは人間、想像力をもって対応したいものです 本書の「人間以外もしゃべります」で紹介されていた噺を聞いてみたいと強く思いました うちのワンコもひょっとしたら… 2025/01/30
sheemer
21
もとは美術学校でデザイナー志望だったという林屋たい平師匠がコロナの時期にかいた落語解説本。寄席開けられないしねえなるほど、という本。たい平師匠は歌舞伎の声真似が上手で「七段目」とか最高に楽しい。あと声が色っぽい三遊亭兼好師匠、立川笑志師匠なども好き。粗忽の釘、井戸の茶碗、長命、金明竹、幾代餅、御神酒徳利、崇徳院、そば清、試し酒、ちりとてちん、壺算、転失気、猫の皿、不動坊、船徳、八五郎出世、宮戸川、元犬、みんな好きです。「悪い人出てこない話だねえ」と見巧者に言われました。ポッドキャストで聴けたりもします。2026/05/23
みじんこ
9
様々な噺の内容が見開き1ページで簡潔に紹介されていて面白く読んだ。ろくろ首、千早振る、粗忽の釘、権助魚、化け物使いなどが好き。しょうがない奴らだなと思わされる人物が出てくることが多いが、どこか憎めない。著者のひとり言コメントも面白く、泥棒の噺をやるのは縁起がいいというのはなるほどと思った。こうした様々な噺を、座布団に座って限られた小道具だけで表現できる落語家は確かにすごい。本書で出てくる落語を実際に聞いた日や感想を記載できる欄もあり、自分は寄席に行った経験はそう多くないが今後使う機会があればと思う。2021/02/20
しゅうこう
7
「はじめて」とタイトルにあるけど、これらの演目を全て網羅できたらなかなかの通なのでは笑。何故か中学生のころから落語に触れてきた身だが、それでも意外と知らない演目が結構あって新鮮だった。長い間落語を聞き続けたけど、自分の不動のお気に入りは「芝浜」と「金名竹」のツートップ。日本の伝統としてもあるが、人との結びつきが薄れて笑いも枯渇しつつある現代で、ぜひ落語という素晴らしい文化を広めていきたい...2021/06/14
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