内容説明
「俺は、話を聞いてやることしかできない、へっぽこ陰陽師だ――。」『陰陽師』など物語の中の存在に過ぎない、現代日本。駒田成喜は、そんな陰陽師の家系に生まれながらも、ライターとして生活していた。そんなある日、取材旅行で訪れた京都で、巷を賑わせる連続行方不明事件に人外が関わっていることを知る。そして、成喜の唯一の使い魔である氷鬼や、偶然出会った地元の刑事にしてエリート陰陽師である鴨怜治と、事件解決に乗り出すのだが……
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
フジ
1
戦うチカラはないが、悪霊と会話して除霊し、鬼を相棒にする成喜と、陰陽師として凄腕だが窓際部署の刑事をしている鴨のお話。スパッと解決することはできないが、悪霊に寄り添う陰陽師はなかなか面白い設定でした。いいコンビになりそうですし、鴨の式神たちが個性的で他にも見てみたいです。2021/09/14
sion
1
面白かったー!まったりじゃない陰陽師サイコー。 ライターとして生活するぽんこつ陰陽師、悪鬼の氷鬼✕刑事のエリート陰陽師と十二神将とか。 京都取材旅行で関わった連続行方位不明事件を解決する物語。2021/09/06
hotate_shiho
1
成喜は、陰陽師の家系生まれだけども、ライターとして生活していた。ある日、京都で、連続行方不明事件に人外が関わっていることを知る。偶然会ったエリート陰陽師の怜治と事件解決に乗り出す。面白かった。 2021/06/18