内容説明
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2016年3月、Googleの開発した人工知能(AI)が、囲碁のトップ棋士を破ったというニュースが流れ注目を集めました。実はいま、囲碁に限らず、さまざまな分野で人工知能の技術が急速に導入されはじめています。本書は、人工知能の関連技術、特に機械学習やニュートラルネットワークの仕組みなどの基礎知識や最新情報をわかりやすく解説します。AIの主要プレイヤーであるIBMやMicrosoft、Googleなどのビジネスへの活用事例も紹介します。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yuya
32
人工知能を知らない人でも非常に読みやすく書かれている本です。本書はどちらかというと人工知能の技術よりも人工知能関連技術を用いたビジネス活用の事がメインに書かれている内容となっています。終盤は外資系も含めた人工知能でリードしているメーカーとその内容が記載されています。 近年、ニュースなどでも取り上げられているテーマである為、興味がない方でもさらっと内容を知りたい人にはお勧めな本です。しかし、人工知能の技術を知りたい方は物足りない感じになっています。2018/07/15
kmfm
27
よく分かる部分と専門的過ぎてついていけない部分がある。データを収集し学習していくのはコンピュータの段階として、自分でデータにない知識、考え方を作り上げていく段階に今、人工知能はあるようだ。いわゆる創造の領域、感情の領域が難しいのだろうが、いろいろな試みが行われている。その発展は想像以上に速い気がする。『2001年宇宙の旅』のように、人間が人工知能によって宇宙にポイッと捨てられてしまう時は、意外と近いのかも知れない。あー恐ろしや、恐ろしや。2016/08/24
ショウジ
23
人工知能のトレンドについて知りたく読んでみました。最新情報というには半年前の書籍なのでちょっと古いかな。ですが、各企業の人工知能の進め方がわかりました。日本のIT企業はまだ遅れているのでしょうか。2017/02/04
Shinchan
20
人工知能の基本について簡単に解説している。広く浅くという入門書である。また最後の章では、世界的企業のIBM,Google,Amazon等、また日本の企業(トヨタ,本田等)や団体の取り組みについて書かれている。2017/03/08
いっぺ
14
最近、仕事のからみで人工知能テーマの初心者向け解説本を連続で斜め読みフェア中。(とりあえず一段落)一つの表題が3、4ページにまとめられていて、図などが多く分かり易い構成。ビジネス系の活用事例も多く紹介されていて、それぞれの技術がどう使われているか理解できることで技術の利用方法がだいたいイメージできるようになりました。まずは仕事の達成目標はクリアです。第一章から、①AI関連技術の歴史、②ビジネス活用事例、③技術・用語の概説、④主要な牽引企業、の順に解説していく構成も合理的だと思います。オススメです。2017/07/02