金の糸（１）

著者名：稲妻桂【著】

講談社（2021/07発売）

• ISBN：9784065240205

内容説明

『悪の華』『血の轍』押見修造、絶賛!!　
美少女留学生と一つ屋根の下、最新の”禁断”青春恋愛ストーリー、開幕!!
あの日、僕らは、金の糸で結ばれてしまったんだ……！！
灰色雲のような冴えない高校生活を送るソーイチのもとに舞い降りた、黄金色の天使サラ。
美少女留学生と、ひとつ屋根の下で綴られる、禁断の青春恋愛ストーリー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[地下鉄パミュ]

背徳の恋愛物語と言う事で、帯の推しコメの押見修造『惡の華』を思い起こす。何もかもが壊れて行きそうな危険な雰囲気は出てるので、惡の華のような様相は感じるのは良い点だが、キャラが今一何を考えているのかが分からない。分からないからこその背徳感と言えば、そうなんだが。主人公の嘘が話しを拗らせて行くからタチが悪い。それに乗っかっているように感じる周りのキャラ達。面白いが腑に落ちない。2巻へのポイントは、嘘で固めた純粋な気持ちをどう取り戻し、相手にぶつける事が出来るか？って事しかないと思う。本作のテーマだとも思う。

2023/12/20

[7MHz]

留学生のサラが自分の家にホームステイすることになった事と、咄嗟についた嘘で今まで憧れだった同級生の真夏と接点ができる。 サラとの関係、真夏との関係が今後どう絡んで行くのか気になる所。そして真夏もかなり謎が多そうでゾクゾクする。

2021/12/11

[こぼこぼ]

ジャケ買い。真夏に地雷臭をプンプン感じる。次巻以降の展開に期待。

2021/07/09

[539z]

★5.高3の尾崎草一は劣等感から卑屈な性格で、周囲に合わせる為に自分に嘘をつき、罪悪感から更に卑屈に。同級の美女藤野真夏に憧れ、彼女に酷似した古い裸婦画で自慰に耽る日々。そこにフランスからの留学生サラ・ガルシアがホームステイ。本作は「自分を偽る嘘＝殻」が根底のテーマ。表題『金の糸』とは風呂場で見付けたサラの金髪の陰毛で、確保した事がサラに発覚した疑心から嘘の告白で恋が始まり、サラの積極的な働きかけやキスにより心が惹かれつつも、サラの歓迎会で接近した真夏に絵のモデルを頼み二人の距離が縮み罪悪感に苦しむ

2024/01/01

[タリスポッド]

これ連載誌が違ったら打ち切られてなさそう。

2023/11/28