一人1台のルール 自由に情報端末(デジタル)を使えるようになるために

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一人1台のルール 自由に情報端末(デジタル)を使えるようになるために

  • 著者名:為田裕行【著】
  • 価格 ¥1,584(本体¥1,440)
  • 株式会社さくら社(2021/06発売)
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  • ポイント 350pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784908983528

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内容説明

「禁止」ではなく「使えるようになるための」ルール~ICTモラルとスキルを同時に伸ばす

2018年から一人1台環境を実現しているさとえ学園小学校が、保護者とも連携して作り上げたすごいルール。それを教育ICTの導入から教材開発、研修プログラムの構築等で数多くの学校現場を知る著者が、専門的な視点に基づきつつ平易に解説。ルール導入前はiPadの遊びの機能に惹かれがちだった子ども達。GIGAスクール化を進めるとどの学校も直面する課題ですが、本書で取り上げたルールは自制心を育てるための好例です。
全国から訪れる見学者から寄せられた質問に答えるQ&Aは、きっとあなたの学校の「?」にも答えます。

【著者】
為田裕行
フューチャーインスティテュート株式会社 代表取締役
教育ICTリサーチ 主宰
■経歴
慶應義塾大学総合政策学部卒業後,大手学習塾企業へ就職。一斉指導、個別指導,合宿教育等の現場で鍛えられ,1999年フューチャーインスティテュートの設立に参画。東京都における教師への教材開発支援に関わり,現場への教育ICT導入の可能性を模索。幼稚園~大学まで全ての教壇に立つと共に,学校の先生向けの研修プログラム設計,授業計画コンサルテーション,教育テレビ番組や幼児向け教材,サービスなどの教育監修を行っている。

目次

第1 章 学校生活が一気に変わった一人1 台iPad
 1 朝の会
 2 授業
 3 休み時間
 4 帰りの会
第2 章 さとえ式レベルアップ型ルール
 1 レベルごとにできることが決められている
 2 レベルアップに必要な「スキル」と「モラル」
 3 レベルアップの判断
 4 レベルダウンの判断
 5 レベルアップ型ルールが生み出された理由
第3 章 レベルアップ型ルールの運用のために
 1 チェックシート  
 2 スキルチェックテスト
 3 よい活用Book
 4 デジタルツール
 5 担当者の役割
第4 章 保護者との連携で環境をつくる
 1 デジタルで共有する
 2 リアルに集える会
第5 章 これからの学校のスタイル
 1 リモート授業
 2 宿題
 3 児童会活動
 4 保健室から見たiPad と子どもたち 
第6 章 レベルアップ型ルールを支える考え方
 1 レベルアップ型ルールの基本理念
 2 先生方の思い
Q&A こんな時どうしてますか?
終章 その先へ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Go Extreme

1
学校生活が一気に変わった一人1 台iPad さとえ式レベルアップ型ルール: レベルごとにできることが決定 グリーン→ブルー→ゴールドの3 レベル 学び方の自由の幅が広がっていく レベルアップに必要なスキルとモラル 判断 多面的評価 レベルダウンの判断 レベルアップ型ルールの運用: チェックシート スキルチェックテスト デジタルツール 担当者の役割 保護者との連携で環境: デジタルで共有する リアルに集える会 これからの学校のスタイル レベルアップ型ルールを支える考え方 Q&A・こんな時どうしてますか?2021/07/28

U-Tchallenge

1
GIGAスクール構想の展開により、一人1台端末が整備されるようになった。それにより、この4月からは本格的に運用が始まっているだろう。その時に考えることは悪いことが多い。子どもたちが端末を壊したらどうしよう、よくない使い方をしたらどうしよう等々。もちろん、考えないよりは考えておく方がいい。ただそこで留まってしまうとなかなか利活用していくことにはならない。だからこその、レベルアップ制度なのだろう。面白い発想であり、この制度は子どもたちの声も反映されている。参考にできることが多くあった。2021/07/19

taku

1
ルールを破ったら禁止したり、取り上げたりするのではなく、ルールが守れれば、できる範囲を増やしていくという発想の転換がよかった。2021/07/03

kanameyui

0
ルール以前の話(iPadという高額製品を小学生に与えることに対する保護者との対話など)こそ知りたかったので、ほぼ言及がなく腰砕け。 また、「”えんぴつ係”が居ないように、将来的に”ICT係”が居なくなることを目指す」という趣旨の発言がされているが、 保守や継続性に対してあまりに楽観的に感じる。 全体的に、「現場の教師に依拠するという旧来の教育悪習にICT保守という新たなタスクを上積みして終わるのでは」と思わずにいられない内容だった。2022/08/19

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