岩波少年文庫<br> イソップのお話

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岩波少年文庫
イソップのお話

  • 著者名:河野与一
  • 価格 ¥792(本体¥720)
  • 岩波書店(2021/04発売)
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  • ISBN:9784001140200

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内容説明

有名な「イソップ寓話集」から,少年少女のために選りすぐったお話300編.「ライオンとネズミ」「北風と太陽」「肉をくわえたイヌ」「旅人とクマ」など,原典ギリシア語からの完全訳.

目次

〈有名なおはなし〉┴カラスとキツネ┴セミとアリ┴肉をくわえたイヌ┴キツネとブドウ┴野ネズミと家ネズミ┴ライオンとネズミ┴北風と太陽┴塩を運んでいるロバ┴王さまをほしがっているカエル┴棒のおしえ┴漁師と大きい魚と小さい魚┴ウサギとカメ┴旅人とクマ┴木こりとヘルメス┴うそつきの子ども┴〈キツネ〉┴キツネとツル┴マイアンドロス川のキツネ┴しっぽを切られたキツネ┴王さまにえらばれたキツネ┴おなかをふくらましたキツネ┴キツネとイバラ┴キツネとライオン┴キツネとワニ┴キツネとヘビ┴セミとキツネ┴ライオンとキツネ┴キツネとヤギ┴キツネとヒョウ┴キツネとイヌ┴人とキツネ┴〈鳥1〉┴海ツバメ┴ツバメとヘビ┴白鳥┴アリとハト┴ネコとニワトリ┴ハチとシャコという鳥と農夫┴カラスとヘルメス┴カササギとカラス┴ツバメとカラス┴カメとワシ┴トビとヘビ┴鳥さしとシャコ┴オンドリとワシ┴ウグイスとツバメ┴ワシとキツネ┴〈人間1〉┴石をひきあげた漁師┴はじめて見たラクダ┴ほらふき┴仲のわるい男┴船旅をする人々┴狩りゅうどとウマに乗った人┴ヒツジ飼いとオオカミ┴農夫とヘビ┴植木屋とイヌ┴うらない者┴のんきな若者とツバメ┴子どもとサソリ┴腹わたをたべた子ども┴子どもと父親┴キツネとヒツジ飼い┴〈オオカミ〉┴オオカミと影┴オオカミとおばあさん┴子ヤギと笛をふくオオカミ┴オオカミと子ヒツジ┴オオカミとキツネ┴ヒツジ飼いとオオカミの子┴屋根の上の子ヤギとオオカミ┴オオカミとイヌ┴オオカミとヤギ┴オオカミとウマ┴オオカミとライオン┴オオカミのかしらとロバ┴オオカミとヒツジ飼い┴歯をぬかれたオオカミ┴イヌとオオカミ┴オオカミとヒツジ┴〈虫その他〉┴ブヨとライオン┴ブヨと牡ウシ┴ミミズとキツネ┴アリ┴ミツバチとゼウス┴ミツバチとヒツジ飼い┴ハエ┴二ひきのコガネムシ┴人間とセミ┴セミ┴ノミと人間┴土のつぼと金のつぼ┴川と海┴かべとクギ┴ランプ┴〈人間2〉┴天文学者┴農夫とワシ┴ヒツジ飼いと海┴波をかぞえる人┴けちんぼう┴神さまをだました人┴ラッパ吹き┴プロメテウスと人間たち┴おくびょうな狩りゅうどと木こり┴金もちと革屋┴ミツバチを飼っている人┴旅人と枯れ木の根っこ┴おばあさんと医者┴農夫とヘビ┴ウシひきとヘラクレス┴〈ライオン〉┴年をとったライオン┴ライオンの母親┴おりの中のライオン┴ライオンとワシ┴ライオンとクマ┴腹をたてているライオンとシカ┴王さまになったライオン┴ライオンとカエル┴ライオンとイルカ┴ライオンとイノシシ┴ライオンとウサギ┴ネズミにおどろいたライオン┴えものの分けかた┴ライオンとウサギ┴ライオンとロバとキツネ┴〈植物〉┴旅人とスズカケの木┴バラとケイトウ┴ブドウの木とヤギ┴山賊とクワの木┴クルミの木┴アシとカシの木┴カシワの木とゼウス┴コウモリとイバラとカモメ┴マムシとイバラ┴マツの木と木びき┴ザクロの木とリンゴの木とオリーヴの木とイバラ┴〈人間3〉┴人とライオンが旅をする話┴女とニワトリ┴農夫とその子どもたち┴ヒツジ飼いとヒツジ┴農夫とイヌ┴炭やきと羊毛をさらす人┴笛のじょうずな漁師┴神さまの木像をこわした人┴手くせのわるい子どもと母親┴ゼウスと人間┴おなかと足┴病人と医者┴人殺し┴目の見えない人┴ヒツジ飼いと肉屋┴〈イヌ〉┴ごちそうによばれたイヌ┴イヌの家┴イヌとウサギ┴おなかのすいたイヌ┴猟犬と番犬┴イヌとライオン┴イヌとオオカミ┴イヌと貝┴イヌとオオカミの戦争┴鈴をつけたイヌ┴イヌとオンドリ┴イヌとライオンの皮┴イヌと主人┴イヌとヒツジ┴ヘルメスの神とイヌ┴鍛冶屋と子イヌ┴〈人間4〉┴農夫と海┴農夫と木┴ノミとすもう┴はげ頭のウマ乗り┴金のライオンを見つけた人┴旅人と運命の神┴へたな琴ひき┴金もちと泣き女┴ヘルメスと彫刻家┴若者たちと肉屋┴女主人とヒツジ┴旅人とヘルメス┴悪いことをする男┴神さまの像を売る人┴漁師┴〈ロバその他〉┴山のロバと家のロバ┴ロバとオンドリとライオン┴ロバの影┴神さまの像をのせたロバ┴ロバとカエル┴ライオンの皮を着たロバ┴ロバと子イヌ┴ロバとロバひき┴ロバとセミ┴ロバとヤギ┴ロバとウマ┴ウマとロバ┴ウマと馬丁┴人の年┴イノシシとウマと狩りゅうど┴〈鳥2〉┴カササギ┴クジャクとツル┴農夫とコウノトリ┴カラスと白鳥┴カラスとヘビ┴金のたまごを生むメンドリ┴メンドリとツバメ┴ワシ┴シャコと狩りゅうど┴ツグミ┴ツバメとほかの鳥たち┴ワシとコガネムシ┴オウムとネコ┴オンドリとシャコ┴ワシとカササギとヒツジ飼い┴〈シカ・サル〉┴シカとライオン┴シカとブドウの木┴かた目のシカ┴子ジカと父ジカ┴シカとほらあなのライオン┴子ジカと母ジカ┴病気になったシカ┴家がらを争うサルとキツネ┴王さまになったサル┴サルとラクダ┴サルと漁師┴サルとイルカ┴城をつくるサル┴サルの子ども┴サルの剣舞┴〈人間5〉┴山の猟師と海の漁師┴焼物師とロバ追い┴イヌにかまれた人┴ヤギ飼いとヤギ┴狩りゅうどとイヌ┴子ヒツジをたべるヒツジ飼い┴ライオンと農夫┴くわをなくした農夫┴水を浴びにいった子ども┴ディオゲネスとはげ頭の人┴若者とウマ┴ヤギとヤギ飼い┴狩りゅうどとライオン┴女主人と召し使い┴つかまえられたイタチ┴やぶ医者┴〈ウシ・カエル・ヘビその他〉┴ウシとガマ┴沼の中のカエル┴マムシとヒドラ(水ヘビ)┴近所どうしのカエル┴ヘビのしっぽとからだ┴ふみつけられたヘビ┴ヘビとカニ┴カニとキツネ┴子ガニと母ガニ┴ネズミとカエル┴ヘビとイタチとネズミ┴ネズミとイタチ┴イタチとヤスリ┴黒イタチ┴ネコとネズミ┴〈ラクダ・ウサギその他〉┴ラクダとゼウス┴ラクダとゾウとサル┴ウサギとカエル┴ウサギとイヌ┴ウサギとキツネ┴イノシシとキツネ┴ブタとヒツジ┴モグラと母親┴ゼウスとカメ┴ライオンと牡ウシ┴ウシと車の軸┴ウシとヤギ┴ノミとウシ┴ネズミと牡ウシ┴ウシとライオンの母親と狩りゅうど┴〈鳥3〉┴農夫とツル┴クジャクとほかの鳥┴オオカミとサギ┴トビ┴ヘビとワシ┴のどのかわいたハト┴旅人とカラス┴カササギとキツネ┴ナイチンゲールとコウモリ┴ヒバリと農夫┴ハトとカラス┴ダチョウ┴おくびょう者とカラス┴鳥さしとマムシ┴コウモリとネコ┴〈人間と神〉┴幸福と不幸┴アリにさされた男とヘルメスの神┴彫刻家とヘルメス┴旅人と「ほんとう」┴ヘラクレスと富の神┴人間とゼウス┴祭のつぎの日┴冬と春┴二つの袋┴悲しみの神の授けもの┴人間とサチュロス┴キツネとハリネズミ┴ゼウスとプロメテウスとアテナとモーモス(非難の神)┴月の女神と母親┴ヘラクレスとアテナ┴人間のところにいる希望┴あとがき┴さし絵:稗田一穂

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たつや

50
子供の頃によく読んでいたので、半分以上は知ってるだろうと思い、懐かしい気分で読み始めたら、全部で約300ものお話しが収録されてるんですね。ほぼ、知らないお話しで驚きました。少しずつ、しおりくん大活躍で、読みきりました。面白かったです。教訓が一杯。アトランダムに、末っ子に読み聞かせたら、喜んでくれました。2016/12/23

おはなし会 芽ぶっく 

16
イソップのおはなしは短いものが多いですが、これほど収録されているとは驚きでした。 カラスとキツネ/セミとアリ/ 肉をくわえたイヌ/キツネとブドウ/野ネズミと家ネズミ/ライオンとネズミ/北風と太陽/塩を運んでいるロバ/王さまをほしがっているカエル/棒のおしえ/漁師と大きい魚と小さい魚/ ウサギとカメ/旅人とクマ/木こりとヘルメス/うそつきの子ども/キツネとツル/マイアンドロス川のキツネ/しっぽを切られたキツネ/王さまにえらばれたキツネ/おなかをふくらましたキツネ/キツネとイバラ/キツネとライオン → 2020/03/13

qwer0987

3
寓話の形を借りた人生訓である。短い話が大量に並んでいるので散漫な印象を受けるし、似たような読み味と感じる物は多かった。それは話の主役たちが概ね失敗するか、最終的に悔いを抱えるからだろう。とは言え心に残るものもある。『ライオンとネズミ』は物語としての面白みがあるし、『うそつきの子ども』が意外に残酷じゃなかった点は驚く。『マイアンドロス川のキツネ』の強がりで見栄っ張りなキツネの姿には苦笑するし、『農夫とその子供たち』の子どもの欲深さをわかった上での父親の言葉ににやりとさせられた。2020/02/27

りあん

2
とてつもなく短い話で、とても良い話や残念なお話、面白い話もあって色々つまった本です。

のん@絵本童話専門

1
300話ほどのたくさんのイソップのお話が入っています。有名なお話、キツネ、鳥Ⅰ、人間Ⅰ、オオカミ…とカテゴライズされています。今回全部は読み切れなかったのですが、余計な肉付けがなくスッキリと簡潔な文章で語られています。最後には必ずそのお話から得られる教訓で締めくくり。正直に言うと、その教訓がどうもピンとこないものも多かったのですが…。もう一つ、イソップのお話集で気になっているものがあるので、それと比較してみようと思っています。岩波少年文庫の目安→「●小学3・4年以上」2022/06/27

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