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内容説明
淳一から舞を助けた光、そして、光を心から信じたい青木。それぞれの思いが交差する中、次々と子ども達が行方不明になるというさらなる異常事態が発生…!徐々に事件の核心へ迫る中、東京にいるはずの薪が青木の元へ現れて…?薪と青木が“怪物”に挑む「悪戯(ゲーム)」編、完結!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
れみ
58
「悪戯」編、完結。なんとも…胸がつまる結末。周りの大人に愛情を求める気持ちと生い立ちからくる危うさ、薪と似通った部分。事件後、薪が光に語ったような未来が来てほしいと思ったけどな…。体験をたくさんしてきながら「第九」での職務に誰よりも厳しく向き合う薪の内面が、同じような性質を持つ光の存在によって、より窺えるような気がした。2021/08/14
雨
58
悪戯編完結。光くんは青木に会って変われたのだろうか?薪さんは相変わらず美しい。2021/07/08
かさお
35
性善説を信じていいのだろうか。でも私は最後まで呑み込めなかった。だって、光君が皆にした洗脳行為は許される事じゃない。園という閉ざされた場所で産まれたモンスターの中には、今でも面白半分にアレルギーのある学友に対象物を食べさせたり、電柱にワイヤーを結んだりする娘達がいるんだから。青木さんの大きな手は、大きくても2つしかないんだから。みんなを救えない事が哀しくてやりきれない。被害者であり加害者であるという図式は堪らない。しかし話の構成は相変わらず見事。小説でいう叙述トリックを漫画で魅せるとは感嘆の息を吐く。2021/07/10
ぐうぐう
33
守るべき人がいると言うこと。守られることで誰かを守ろうとする意識が芽生える。その連鎖は、人をたくましくさせるし、優しくもさせる。法もまた、人を守るために存在している。しかしその法に、救われる者もいれば、裏切られる者もいる。法は未熟だ。人がそうであるように。「毎日 毎日 天使の真似をしていれば いつか 10年後 20年後 60年後も 続けたら きっと「偽物」と「本物」の区別がつかなくなる」この言葉は、希望のようにも、絶望のようにも聞こえる。2021/07/17
あーびん
26
被害者も加害者もどちらも子供というのはほんとに胸がえぐられる...理不尽で容赦のない悪意が存在する世界で、青木の純粋さと正義感は救いだ。青木みたいな大人が傍にいれば光を更生させられたのかもと思わせるがそれもつらい。しんどいけど面白いから読んでしまう。今回も情緒がサンドバッグ状態です...2021/07/17
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