河出文庫<br> とんでもない死に方の科学

個数:1
紙書籍版価格
¥979
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

河出文庫
とんでもない死に方の科学

  • ISBN:9784309467313

ファイル: /

内容説明

飛行機の窓が割れたら? ブラックホールに身を投げたら? クジラに飲みこまれたら? 45の「とんでもない死に方のシナリオ」を科学で考える、不謹慎で真面目なサイエンス・エンターテイメント!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

徒花

101
まあまあよかった。なんとなく子どものころに読んだ「空想科学読本」シリーズを思い出した。スポーツライターと物理学者がタッグを組んで、「もしもこういう状況になったら、人間はどう死ぬのか」ということをおもしろおかしく紹介する不謹慎極まりない一冊。「バナナの皮に足を滑らせたら」「ハチの大群に刺されたら」という有り得そうなものから、「この本がいきなりブラックホールになったら」「コンドルに育てられたら」といった意味不明なものまでバリエーション豊か。しかし意外とちゃんと科学というか物理学の知識が学べたりする。2022/04/04

Katsuto Yoshinaga

16
大食い番組が好きでよく観ているのだが、なぜ大食いファイターはデブが少なくヤセが多いのか、ずっと疑問だった。その回答が本書にあった。大食いのためには、胃を広げる(膨らませる)必要があり、邪魔になる脂肪が少ない方が、より胃は広がるそうだ。他にも、映画や漫画よく見かけた「底なし沼」で死ぬことは無い。なぜなら浮力があるから。とか、個人的にはツボが多く楽しめた。ただ、「高いところから物を落としたら…」のくだりとか、個人的には腑に落ちない部分も多分にあり、この種の本は思い出したように、これからも読むんだろうなぁ。2021/09/16

猫丸

14
科学啓蒙書の分類である。水分多めの袋としての人間を極端条件下に置いたらどうなるか?を思考実験あるいは実際のケーススタディにて語る。全編アメリカンジョーク的な「ゆーもあ」感覚でごった返しているから、苦手な人は注意。僕は嫌いじゃないですけどね、こういう「そうしたらルーシーは言ったんだ。〜〜ってね」みたいな語り口。侮れないのは本流の科学知見をフル稼働して考えているところ。月面でライフルをブッ放したら一周して後頭部を直撃するなど、ロマンがあってよろしい。正確な計算が基礎にあって心地よい。 2022/06/14

宗次郎

11
まさか世にも奇妙な人体実験の歴史で読んだ方々がこの本にも登場するとは。そしてまた補足が中二階を彷彿とさせるような書きかたで大変面白い。脳の栄養補給にいかが2021/03/24

Ryuya Matsumoto

7
始めは面白いかなーとか思って読んでみたけれど、だんだん気が滅入ってきた💧やっぱり生きてることが大切。2022/04/26

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/17572111
  • ご注意事項