明石家さんまヒストリー2 1982~1985 生きてるだけで丸もうけ

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明石家さんまヒストリー2 1982~1985 生きてるだけで丸もうけ

  • 著者名:エムカク【著】
  • 価格 ¥1,925(本体¥1,750)
  • 新潮社(2021/06発売)
  • ポイント 17pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784103537823

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内容説明

『ひょうきん族』での活躍によって、全国区の人気を獲得した明石家さんま。雑談芸の確立、「アミダばばあ」「ナンデスカマン」など人気キャラクター誕生秘話、ビートたけしやタモリとの火花散る攻防戦、悲しい別れと、人生観を大きく変えた大事故まで――。運命を分けた東京での大勝負。芸人としての覚悟を決めた4年間の全貌に迫る!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ma-bo

76
明石家さんま研究家エムカクさん著者の第2弾。1982年から1985年の4年間。ひょうきん族(ブラックデビル、アミダばばあ、なんですかマン等)、笑っていいともレギュラー起用、さんまのまんま開始。エムカクさんが残している膨大な記録からテレビ、ラジオ、雑誌、インタビュー等で本人や周りの方たちの発言を網羅。生きてるだけで丸もうけの哲学に至ったであろういくつかの出来事も。次回作も楽しみ。2021/09/14

ぐうぐう

33
1982年から1985年の明石家さんまの記録。たった4年間だが、この4年で現在に至るまでの明石家さんまの評価が決定付けられたことが本書を読むとよく理解できる。『ひょうきん族』でのブレイクを機にスターダムにのし上がっていくのだ。しかし、本書が特異なのは、さんまの活動や発言を網羅していることであり、メインストリートだけを追っていては見えてこないさんまの実像が浮かび上がってくる点にある。弟の死を境にさんまの発言に変化があったことを著者は知っていくし、(つづく)2021/07/13

gtn

32
人の死に周りが悲しむのはせいぜい一週間。ならば、人の目など気にせず、"軽さ"の芸を徹底的に追求しよう。実弟の死に直面し、こう悟ったさんま。彼が歩みを止めないのは、その情念に突き動かされているからだと分かる。ただ、あまりにもメジャーな存在故か、今まで彼に食指を動かすライターがいなかった。また、彼の哲学に照らし、自伝など残すわけがない。よって、本書がなければ、数十年後、笑芸史に空白が生じるところだった。2021/11/07

ばんだねいっぺい

29
待望の「ひょうきん族の時代」の巻は、芸人として、貯金なんてせず、よく学びよく遊び、笑いを追求するのに併せて、林家小染、弟・正登さん、祖父の音一さん、日航機の件もあり、「生きてるだけで丸もうけ」の哲学へ達する巻だった。師匠の薫陶もあり、誰よりも「芸人としての実存」を問う激烈な生きざまでありながら、「軽さ」を構えを辞さず、フリーレン的な徹底した魔力抑制により「文化人化」しない端倪すべからざる男。通称・「日本一のサイテー男」。 2021/07/12

ガットウ

20
★★★★4.7点。第二巻は『俺たちひょうきん族』の頃のハナシ。もう、たまらなく面白い!同世代(第2次ベビーブーム)男性限定で、ぜひお薦めです。2021/09/14

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