戦国の「いい男」「ダメ男」

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戦国の「いい男」「ダメ男」

  • 著者名:中島道子
  • 価格 ¥709(本体¥645)
  • PHP研究所(2013/06発売)
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  • ISBN:9784569674216
  • NDC分類:281.04

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内容説明

乱世に勇名を馳せた戦国武将たち。彼らが一角の人物であったことは史実が物語るとおりである。だが、女性から見て魅力的かどうかはまた別だ。たとえば、尾張の小領主から天下人へと昇りつめた織田信長と、その寵臣でありながら「本能寺の変」で謀叛を企てた明智光秀だが、信長はダメ男で、光秀はいい男と著者は評する。「天下布武」「鉄砲の実戦導入」など、明確な将来図と斬新な戦略で覇望達成の目前まで迫った信長だが、頂点に立つ者としての人徳はというとどうだろうか。一方、光秀は「逆臣」の汚名を背負ってきたものの、今日でも菩提が連綿と弔われるなど、「善政の智将」であったことが裏づけられる。本書は、信長・秀吉・家康をはじめ、人気の武田信玄や伊達政宗など、代表的な戦国武将20人を厳選。ベテラン女流歴史作家が、各々の事跡・逸話をふまえ、「いい男」「ダメ男」の理由をズバリ指摘するユニークな歴史読み物である。

目次

明智光秀―戦国最大のミステリー「本能寺の変」の主役
朝倉義景―「乱世のユートピア」に生まれた名家の五代目
石田三成―「天下分け目の戦い」に挑んだ豊臣政権文治派のトップ
上杉謙信―生涯不敗を誇った「毘沙門天」の化身
織田信長―「天下布武」を唱えた戦国のカリスマ
斎藤道三―下克上で一国一城の主となった「戦国の梟雄」
佐々成政―鉄砲働きで信長の快進撃を助けた「黒母衣衆の筆頭」
真田幸村―信念のために大坂夏の陣で散華した「悲劇のヒーロー」
柴田勝家―「豪勇無双」と謳われた歴戦の猛者
武田信玄―「風林火山」の旗の下、戦国最強と呼ばれた「甲斐の虎」〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

リッツ

19
何となく読んでいたら、NHN大河ドラマが走馬燈のように頭の中を駆け巡った、そして時々チラ見程度だったものが(山本勘助や直江兼続が特に)非情に惜しまれた。子供の頃は戦国物語大好きだったが主人公=正義の味方ではないと分かってくるに従い何がイヤって家族同然の家臣をその女子供まで惨殺し、恩ある家にも保身と出世のために刃を向けて等々その膨大さが史実らしいと言うこと。目を背けたくなりいつの間にか観なくなっていたが、やはり気になる時代。そしてその時賢妻は黙っていたのか?から始まり同著者の妻編にも興味津々となった。2017/04/18

ミランダ

2
一国の主としてではなく、一人の人として、いい男・ダメ男かを評価していた。きっと載っていた武将は有名どころなんだろうけど、中には名前さえ聞いたこともない者もいたため、その人物についての簡潔ではあるが、その生涯を知れたのは良かったのかな。中でも、石田三成、竹中半兵衛重治、山本勘助は、なんだか惹かれた。2014/03/15

はじこう

0
概ね知っている話にちょっとずつ著者のテーストが加わり、面白かった。2016/10/20

ohmi_jin

0
この本が「ダメ本」であることは良く分かりました。2013/12/25

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