新潮文庫nex<br> 四元館の殺人―探偵AIのリアル・ディープラーニング―(新潮文庫nex)

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新潮文庫nex
四元館の殺人―探偵AIのリアル・ディープラーニング―(新潮文庫nex)

  • 著者名:早坂吝【著】
  • 価格 ¥693(本体¥630)
  • 新潮社(2021/06発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784101802206

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内容説明

「犯罪オークションへようこそ!」 犯人のAI・以相(いあ)が電脳空間で開催した闇オークション、落札したのは従姉を殺され復讐を誓う少女!? 以相の企みを阻止すべく、探偵のAI・相以(あい)と助手の輔(たすく)が辿り着いた先は、奇怪な館、四元館(よんげんかん)だった。連鎖する不可思議な殺人事件。人工知能の推理が解き明かす前代未聞の「犯人」とは!? 本格ミステリの奇才が“館ミステリ”の新たなる地平を鮮烈に切り開く!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

麦ちゃんの下僕

200
帯の「全ミステリーファン仰天!?」「驚天動地の真犯人!?」という言葉に偽りなし!さすがは“奇才”早坂さん、とうとうやってくれましたね(笑)…ミステリー史における新たな“記念碑的作品”爆誕です!「館ミステリー」がお好きな方なら、これは絶対に読まないと!(←ただし「探偵AI」の世界を充分堪能するために、ぜひシリーズ1作目から順に読みましょう♪︎)2021/06/27

ナルピーチ

188
シリーズ3作目。犯罪オークションを開催し、新たな犯罪計画を企て、自身の力を誇示する以相。そんなオークションを落札したのはとある館に住まう10才の少女。その目的とは一体何か。そして輔と相以は、以相の犯罪を阻止する事が出来るのか。本格ミステリ好きには堪らない《館》を舞台にAIバトルが勃発。早坂先生の破天荒差が今回も散りばめられているが、ちゃんと伏線張ってるなぁと関心させられる。シリーズ通しての繋がりはあるため、未読の方は一作目から読む事をオススメする。今回の変化球もとにかく凄かった!2021/07/17

ゴンゾウ@新潮部

95
シリーズ3作。ストーリーは面白いのだが、AIであれば何でもありと言うことか。四元館もA Iだったと。驚きました。2023/09/25

harass

72
AI探偵相似(アイ)と双子ともいえるAI犯罪者似相(イア)の対決を、相似の助手を語り部にしたAI探偵シリーズ第3作。今度は山奥の孤絶した館を舞台にした連続殺人の謎を解く。探偵モノのテンプレがてんこ盛りで、あまりに人を食った設定とそれを凌駕する推理。いやあ読んでいて楽しい。前作でも書いたがラノベ的、極度に類型的であることとメタミステリの強みか。2022/02/23

榊原 香織

69
SF+推理 AIが出てくるのはもはやSFではない感じ。 山奥の一軒家、館ミステリ分野ですね。 しかし・・ふざけてるんだろうか?この結末は??2021/10/01

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