白球黄金時代 門田豊重、浜村孝が語る高知県宇佐野球物語

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白球黄金時代 門田豊重、浜村孝が語る高知県宇佐野球物語

  • 著者名:依光隆明【著】
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  • リーダーズノート(2021/06発売)
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  • ISBN:9784903722863

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内容説明

昭和は野球の時代だった。シャツの背中に背番号「3」を書いて草野球に興じた少年は、ドラフト1位で今はなき西鉄ライオンズに入った。中学の1年先輩は甲子園で優勝し、ドラフト1位で東京(現ロッテ)オリオンズに。1年後輩はドラフト1位で読売巨人軍に入る。高知県の田舎にある小さな公立中学校で同時期に汗を流した3人が、いずれもドラ1でプロ野球に入ったのである。ゴールデンタイムのテレビはプロ野球の巨人戦であり、少年誌の表紙を飾るのはプロ野球のスター選手という時代だった。
この物語の主人公は野球であり、高知県土佐市宇佐町という海の町である。語り部は高知商業高校から西鉄ライオンズに入った浜村孝と、その同級生の門田豊重。1947年生まれの2人の人生を縦軸にしながら、多くの人間模様、昭和という時代を描かせてもらった。登場するのは宇佐中学校の1年先輩、ミスターロッテの有藤道世や長嶋茂雄、王貞治、金田正一、中西太、小久保裕紀、山本功児、そして高校球界の巨星、籠尾良雄などなど。門田と浜村の話が転ぶたびにさまざまな人物が交差する。そこに昭和の息吹をまぶした。

目次

はじめに
中学にドラフト1位が3人
事件は新阪急のサウナで起きた
小久保、脇を締めていけ
海のDNAが体を培った
生き抜く鍵はアホウドリ
盛況だったウルメ漁
伝馬船をこぐ保育園児
ツグミがおいしかった
給油船で忙しく回った日々
200勝には200年
「大リーグ入りましたき」
宇佐が生んだあの名将
土佐高と集団就職生
宇佐中の学生監督
片田投手で初優勝
一番強いのは山下でした
キラリと光った有藤少年
小6で中学野球部入り”
“進路を決めた浪商戦
食事で肩が治った!
江本はすごかった
史上最強チームだった
天国一転、自殺騒動に
半世紀を経て癒えぬ傷
「えい先生に習いゆう」
夢にも思わぬドラフト1位
「ハマに打たしてくれ」
高橋先輩から初ヒット
背番号? うん、いいよ
編入試験で高知中に
甲子園で優勝を見た
勉強はしておりません
おじさんは銀時計組
楽しかった会社生活
中西監督がVサイン
5年おって200万
長嶋さんに誘われた
「ジャイアンツの王です」
「采配じゃ勝てんのう」
ゴロが捕れない!
すべては一瞬だった
「どこの組のもんです?」
真弓、若菜と二軍で2年
運はひとつも悪うない
「おんしが中に入れ」
カネヤンの怒られ役
また回してしもうた
高知高で4番打ちよった
タクシー運転手のひと言
コーチ業が好きだった
「守備の見本」に採用
野球が楽しくなるように
上ばかり見る人が出る
最後の一人は半世紀前
長いあとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

清田

1
★☆☆☆☆ 宇佐町(後に高岡町、土佐市)出身のプロ野球選手・浜村孝とその友人の門田豊重を主題としたもの。門田は野球素人ながら、ゴルフ経験からダイエーの小久保に臆せずアドバイスをしたこともある男。ページ数が少なく、内容も薄い。だから浜村の話か門田の話か、はたまた宇佐町ひいては高知県内の野球の話か、中途半端になっている。門田は高知新聞記者の著者ともかかわりがあり、門田が末期がんで余命半年、いうことを受けて本を出したとあとがきに記している。そうした事情とは裏腹に、著者の野球に対する熱意が伴っていない一冊だった。2023/12/21

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