古代マヤ・アステカ不可思議大全

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古代マヤ・アステカ不可思議大全

  • 著者名:芝崎みゆき
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 草思社(2021/06発売)
  • ポイント 15pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784794217622

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内容説明

ほえーッ!とおどろく謎の文明、マヤ、アステカはじめオルメカ、テオティワカンなどのメソアメリカ文明。
手軽でわかりやすくかつ深く、その歴史の流れを絵解きします。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

32
この人の整理の仕方が自分のやり方と合っているので、ゴチャゴチャ細かい部分も楽しい!ツッコミも楽しく読んだんですが、一つだけ!…ユカタン半島に落ちた隕石は6500年前にじゃなくて6500万年前ですよ~!!…でもあとはすご~く面白かった。コルテスやマリンチェへのつっこみは、自分が南アメリカ美術史を勉強していた時の気持ちそのまま!2021/08/28

hnzwd

20
全編手書きの文字とイラストで書かれた中米の古代文明解説本。生け贄とかバンバン出てきますが、表現がポップなのでニヤニヤ読めちゃいます。アトランティス大陸のマヤ語読みでムー大陸とかテスカポリトカの所業とか、さらっと読めたのは良かった。神殿の多重構造の図はわかりやすくていいなあ。2023/11/23

紫陽花と雨

20
ページを開いたら、まさかの全手書き仕様に驚き、卒業文集みたいとか思って読み始めましたが、そんな軽いものじゃなくて、すごかった。イラストも多彩なのに情報量の多さに目がチカチカ。ざっくりとしか知らなかったマヤ、アステカなどのメソアメリカ古代文明について、少し詳しくなれたような…でもまだ謎が残る部分も多い文明なのですね。庶民の暮らし、生贄の儀式、王の生活、神話からスペイン人の侵略、ここまで調べて手書きするのはどれだけ時間がかかったんだろう。作者のメソアメリカ古代文明愛を深く感じた一冊、面白かったです。2022/12/11

秋良

17
メキシコ地域で起こった文明を地域・時代別に漫画で解説してくれる。全編手書き文字なのが慣れるのに時間かかるけど、内容自体は分かりやすく面白い。神話のツッコミどころの多さは、成立した年代が違うのに加えて、お話に起承転結を求める発想がまだ無かったのかなーとも思う。古事記とかもそう。石板が見つかると考古学者たちは「歴史が書いてあるのか!?」と食いつくけど、家畜の数とか税の収税記録とかが多くて失望するっていうのに笑ってしまった。私も楔形文字で「牛の脂」って3回書いてある粘土板見たことある。あとやっぱスペインやばい。2024/03/02

サアベドラ

16
メソアメリカ文明の一般向け概説書。著者は古代エジプトやギリシアで同様の著書がある作家?イラストレーター?よくわからない人。メソアメリカ文明とは、マヤやアステカを含む中米の先コロンブス期の諸文明の総称(他にオルメカ、テオティワカンなど)。本書のすごいところは全編にわたって遺跡や彫刻の手描きのイラストがふんだんに使われ、文字まで手書きで書かれているところ(そのため体裁はむしろマンガに近い)。また、日本語の二次文献中心ではあるもののちゃんと丁寧に調べて書いている(詳細な参考文献表&索引付き)。正直なめてました。2017/07/02

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