1冊でわかるポケット教養シリーズ 裏側から見るクラシック作曲家

著者名：上原章江

ヤマハミュージックメディア（2021/06発売）

• ISBN：9784636950052

内容説明

音楽の歴史を作った16人の作曲家の素顔がわかる。作曲家たちはどんな生活を送り、どんな思いで曲を作り、どんな恋愛をし、どんな晩年を迎えたのか。読めばクラシックが100倍楽しく聴ける！

●ベートーヴェン――孤高の巨匠も家庭愛に飢えていた？　貴族の淑女と結婚を熱望していた、恋多き男の本心
●シューマン――生きることがつらい？　妻の影で壊れていった不器用な男の生き方
●ベルリオーズ――裏切るなら殺す！？　恋愛ベタ・結婚ベタ人生を突っ走り続けた恋愛体質男は誇大妄想狂
●ワーグナー――パトロンの妻も友人の妻もオレのもの。欲しいものは必ず手に入れた、究極のオレ様男！
●ブラームス――スキャンダルとは言わせない！？　人間嫌いの堅物男が最期まで貫いた、恩師の妻の愛し方
など全16人

目次

■クラシック作曲家相関図

■第1章　おなじみ三大巨匠にまつわる“噂の真相”
J・S・バッハ…生涯働き続けた、真面目で頑固なマイホームパパ
モーツァルト…子供のように無邪気な天才は、本当に愛妻家だったのか？
他

■第2章　ロマン派を彩った花形四人男の恋と結婚
メンデルスゾーン…女性たちの憧れの王子様は、筋金入りのシスコンだった！？
リスト…流した浮き名は数知れず……超イケメンのスーパースター登場
他

■第3章　ロマン派の美談？　それともスキャンダル？
ブラームス…恩師の妻を愛してしまった、真面目な堅物
チャイコフスキー…ゲイだから？　パトロネスとのプラトニックラブを貫いた男
他

■第4章　一クセも二クセもあるロマン派の濃いキャラ
ロッシーニ…希代のエンターテイナーは、音楽界一のふざけた男
ベルリオーズ…殺人も計画！　思い込みの激しい誇大妄想狂
他

■第5章　近現代に見る不倫3パターン
マーラー…妻の不倫に泣いた、一流指揮者の報われない人生
ドビュッシー…二人もピストル自殺に追い込んだ、超ジコチュー男
他

■クラシック作曲家生没年表

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[らふぃん]

④恋愛事情を延々と書いてる。読んでて半分ぐらいで飽きた。裏側からみるってそういうことなのね。まさかそこだけに、スポットあてられるとは、、、

2024/08/15

[ぴくみゅう]

眠れない夜長に少しづつ。年表を見るとバッハからストラヴィンスキーまで200年超。この間にぎゅっと濃縮されたいわゆる「クラシック」の作曲家たちの逸話集。メンデルスゾーン、ショパン、リスト、ワーグナー、ヴェルディの生まれ年が3年の間に固まっている。今の時代で歴史に残る作曲家は誰だろう。ジョンウィリアムズは堅いと思うけど…

2023/08/08

[ゆんろん]

面白かったけど、ちょっともの足りなかったかなあ。

2017/12/12

[an]

16人のクラシック作曲家の主な恋愛遍歴とエピソードを盛り込んだ本。いろんな曲を聴くいいきっかけになった。自分が知ってるのごく一部だったこと実感。

2022/03/18

[むっち]

アクが強い人たちでも、音楽が良ければ赦す。。。

2018/08/19