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内容説明
スマホとゲームで眼球の形が変わる――
調査を行った小学校6年生の約8割が近視――。スマホやタブレットの使用、ゲームのやり過ぎが、子どもたちの目を脅かしている。眼球が伸びて、形が変わってしまう「軸性近視」が、将来の白内障や緑内障のリスクを高めるほか、最新の研究によってうつ病などにもつながりうることがわかってきたのだ。科学的根拠のある治療法から、生活習慣の見直し、眼鏡・コンタクトレンズの正しい選び方まで。世界水準の防衛策を詳しく紹介した、大反響のNHKスペシャルを書籍化!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のり
29
子供らの視力が落ちてきたので、気になって読んでみた。スマホやタブレットの普及で、近くの物を見てる時間が長いのが、近視が増えてる原因。少しでも防ぐには、外での活動を1日2時間以上確保すること。太陽の光がいいらしい。物を見るときは30㎝以上離すこと。20分近くを見る作業をしたら、20秒遠くを見る、とか、いろいろ気をつけたらいいことがわかった。2021/07/29
りょうみや
27
近視について最新の知見が一通り分かりやすく網羅されている。まずは近視のメカニズム、不可逆な症状ということがよく分かる。スマホ、ゲームは確かに近視の要因だけど、目から離して定期的に遠くを見れば眼への負担はだいぶ違う。そして眼にとって太陽光を浴びる影響がとても大きいということ。一日2時間以上を推奨されている。確かに屋外で過ごす時間が今の子達はだいぶ減っている。うちの子もこの辺を意識したい。日本は他国と比べ国としての子供の近視対策をしていないということなので早く変わってほしいところ。2023/05/31
じん
8
とにかく近くをずっと見すぎるのがよくない。子どもはできるだけ外で過ごす。できれば大人も。実際には、なかなか難しいですけどねー。必要な情報は本やネットからだし、仕事はパソコンだしねー。日々の生活習慣の積み重ね。デジタルデバイスとの付き合いかたよ。2023/07/09
のぶ
6
身長、学力、売上…基本的に「伸びる」のはイイことで、伸びて困るのはラーメンぐらいのものだ、と思ってた私ですが、目玉も、伸びる(つまり寸法が変わる)と困るのですね。近視というのは水晶体を引っ張る筋肉のピント調整能力の問題だと思い込んでたのも、昔の知識だった、人体というのはもっと複雑なものだった、というのを学びました。近年の子供の視力低下の動向には電子機器の普及などの社会的要因(恐らくコロナも)の影響も大きいようで、問題は複雑で、自分の子供の目を守ってやるのも一筋縄で行かない、薄いけど問題提起の多い本でした。2021/11/13
はやたろう
6
ここ数年急速に子どもの視力低下がすすんでいる。視力に関して、昔から言われていることには間違いもある。正しい知識と視力低下にどう対処するのか。2021/09/17