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内容説明
北の国から、風の子のこがらしぼうやが、大きなうちわをかついで飛んできました。しかし、こがらしぼうやが地上におりていくと、野ネズミたちもアカリスたちもみんな逃げてしまいます。こがらしぼうやには、なぜみんないなくなるのか、わかりません。こがらしぼうやは、洞窟をみつけ、そこで休むことにしましたが、そこには、じょろうグモばあさん、大ガマガエル、トカゲ、ゲジゲジ、ミミズ、ムカデ、ナメクジなど、森のきらわれものたちが住んでいました。こがらしぼうやは自分自身も、まぎれもなくきらわれものの一員であることがわかり、悲しくなります。翌朝、子ネズミが行方不明になったので助けてほしいと、野ネズミ母さんがこがらしぼうやのところにやってきました。こがらしぼうやは一人の力では無理だと悟ると、洞窟の仲間に力を貸してほしいと呼びかけます。すると……。心あたたまる幼年童話。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
boo
12
第30回読書感想画中央コンクール小学校低学年の指定図書です。これで1年生にお話の絵を描かせようかなぁと読んでみました。登場人物もたくさんいておもしろそうかな。嫌われ者のみんなが協力して子ネズミさんを探すお話です。虫嫌いの子が多いからどんな感じになるかなぁ。そして、5歳の息子にはこの長い話を読み聞かせすることができるのだろうか…2018/11/24
頼ちゃん
9
読書感想画コンクール課題図書。嫌われ者を主役にしている内容、文章の量も低学年にいい感じ。2018/10/03
遠い日
9
木枯らし坊やははりきって自分の仕事をしただけなのに、森のみんなにはちょっと季節が先走った感を持たれてしまった。冬越しは森の動物たちには一大事だもの。すっかり元気をなくした木枯らし坊やを励ましたのは、森の嫌われ者一同。ところが嫌われ者には嫌われ者にしかできないことがちゃんとあった。これまでのレッテルをひっぺがす大活躍。いじけるなんてとんでもない、自信を持っていこうと読み手の気持ちも温めてくれる。2018/03/25
ケ・セラ・セラ
8
北の国から張り切って飛んできたこがらしぼうや。こがらしぼうやが張り切れば張り切るほど、動物たちは逃げるようにいなくなってしまいます。嫌われ者と言われても、ヒーローになって誰かを助けることだってあるんです! ……でも、ごめんなさい。洞窟で暮らす彼らのことは、やっぱり苦手です。(T_T)2018/10/18
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
7
図書館本。冬を告げる木枯らしのこがらしぼうやのおはなし。低学年の子ども達が読みやすそうな量ですし、秋から冬にかけてだけのお話だけじゃなくて、嫌われ者と思っているこがらしぼうやや虫たちが、みんなの役に立って喜ばれるおはなしでもあるので、ぜひ読んでもらいたいなと思います。2018/04/09
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