内容説明
見かけた樹木の名前が葉っぱからわかる鑑定ブック。
著者に寄せられた質問を元に、見分けるポイントを鮮明な写真を用いて解説します。
さらに、「間違えやすい樹木」「一緒に覚えよう」などの付随情報も豊富。
登山や山歩きブームの中、若者から中高年まで幅広く活用できる一冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ねこ
4
鉢のなかに木が生えており、それがなんの木がわからなかったのでございます。読み友さんの「読んだ本」で、この本を知り、よしよしと調べてました。葉っぱで探せる本なんて、初めてです。ただ、絞り込みはできたものの、同定するのは難しかった。最終的には花もしくは実が必要なんだなあ。でも、良書です。2019/11/19
烟々羅
3
散歩のための植物辞典選定の2冊目。ぱらりと開くと大半を占める「こんな質問があった」からはじまるエッセイが目を惹くが、じつは最初の十頁ほどにある枝の生えかた、葉の形などを分類、複合して名前を引くことができる表のほうが持ち歩いて現物を前に確認同定するのに便利な「わかる本」である。 電子版も出ているので、散歩に持ち歩く図鑑の樹木用、候補のひとつとして記録して図書館に返した2023/09/21
kurumi
3
Q&A方式のなっていて、分類も分かりやすい。身近にあって名前の分からなかった木が、これで調べるのにとってもいい!2011/09/03
双葉
2
良く似た木や同じような特徴のある木の違いなどに着目しつつ書いてあってわかりやすい。木を見分ける際に目安となる葉の分類なっども詳しく書かれていて、ネットで検索する際にも役立ちます。見分けるポイントの写真があるのもいい。2011/11/28
かしまด้้้้้็
1
年齢を重ねるとともに物覚えが悪くなっていくのを感じるこの頃ですが、それは興味のある植物のことも例外ではありません。ただ単に樹形や名前だけ覚えようとしてもなかなか頭に入ってこなくなりもどかしく思っていました。しかしこの本はQ&A方式で樹種の紹介がなされており、エピソードを含めて樹種を知ることが可能です。また、類似種を大きな写真で載せているため、一種覚えたら連鎖的に記憶ができるのが強みです。この図鑑を一読した後町中に繰り出してみると、色々な発見ができて面白いです。2017/01/29