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内容説明
既視感ゼロの大ヒット警察小説コミカライズ
警察学校は、警察官の資質に欠ける者をはじき出す篩(ふるい)である。
五月、九十八期生は現在男子三十一名、女学生六名、計三十七名在籍していた。
病気で休職した担当教官の代わりに新たに赴任した義眼の男・風間公親は、
九十八期生たちに「卒業させるつもりはない」と宣言する。
そして同期の平田と共に落ちこぼれの宮坂に、同期のスパイになれと命じ…!?
警察小説の新境地を切り開き、ドラマ化もした大ヒット警察小説が満を持してコミカライズ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ころこ
27
普通、我々は警察官の内面は知ることができない。故に、内面がないものとして対する。同じように、生徒たちは教官風間の内面を知ることができず、壁として立ちふさがる。義眼は内面がないことの隠喩として機能する。ところが、読者にとってはこの設定が我々の気持ちが生徒、すなわち警察官に転移する。結果的に警察官に対して我々と同じ様々な背景を持った人間として愛着を感じることになる。脱落した生徒のこの先の人生にエールを送り、戦い抜いて卒業した生徒に敬意を感じるという設定は秀逸だ。2022/10/02
daikishinkai
1
LINEマンガにて読了。2023/05/01