内容説明
1986年に発生したチェルノブイリ原発事故から28年が経つウクライナを現地取材.現在も,多くの子どもが白血病やがんなど様々な疾患を抱える.子どもたちの命と健康を守るために,学校と医療機関の連携や定期的な保養など,国・自治体による多様な取り組みが行われている.いま日本は,チェルノブイリの経験をどう活かすべきか.
目次
プロローグ 福島原発事故と子どもたち┴第1章 チェルノブイリの子どもたちはいま┴第2章 低線量被曝の研究現場から┴第3章 子どもたちの健康を守るための多様な取り組み┴第4章 チェルノブイリの教訓がなぜ活かされないのか┴エピローグ 希望ある未来のために
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Nobuko Hashimoto
21
薄いブックレットだが参考になる情報がたくさん載っている。ブログにメモを記録。最終章、日本の状況に愕然とする。https://chekosan.exblog.jp/29396560/ 本書を読みながら、先日大阪で開催されたトークイベントでの話を思い出していた。胎内被曝されたウクライナ出身のマリアさん。何が原因なのかわからない体調不良、真っ暗なトンネルを手探りで歩いているような少女時代。19歳で甲状腺疾患だとわかって「嬉しかった」と言う。24歳で甲状腺の摘出手術を受けて生まれ変わったと繰り返されていた。 2019/04/29
ののまる
10
チェルノブイリから学ぶ気はあるの?日本政府や担当機関は。2016/02/05
Amano Ryota
1
本書は、1986年の事故から28年、2014年時点のウクライナにおける、子どもたちの健康状況、低線量被爆の影響、ウクライナ政府の取り組み等を取材し、書籍としてまとめたものです。僕には、このウクライナの出来事から何を教訓とするべきか、確かなことは分かりませんし、チェルノブイリ周辺で、28年間暮らしてきた人たちの生活、その年月の重み、それがどういうものであったのか、想像することも出来ませんが、それでも事故があったんだということ、そしてその影響は今も続いているということ、それは頭の隅に置いておきたいと思います。2015/07/10
今夜は眠れない
0
参考に2016/03/25
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