光文社新書<br> ジェンダーで見るヒットドラマ~韓国、アメリカ、欧州、日本~

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光文社新書
ジェンダーで見るヒットドラマ~韓国、アメリカ、欧州、日本~

  • 著者名:治部れんげ
  • 価格 ¥1,034(本体¥940)
  • 光文社(2021/06発売)
  • 盛夏を彩る!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~7/27)
  • ポイント 270pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334045456

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内容説明

ジェンダー視点でドラマを見れば、世界のいまが見えてくる。ジェンダー問題の識者として様々なメディアで活躍するジャーナリストが、韓国、アメリカ、欧州、日本の作品から22本のドラマを解説。人権意識の低い日本のテレビを見られなくなった人たちへの「おすすめドラマリスト」としても使える新・ドラマ論。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

azukinako

54
半分以上はすでに見たドラマだったが、特にジェンダーを意識してみていたわけではなく、言われてみて気づくことは多かった。自分では意識していなくてもだんだんと刷り込まれているのだと思う。だから日本のドラマに最近まったく惹かれないのか。最近、韓国ドラマ中心になっているが、他の国のドラマも面白そうな作品が紹介されていたから見てみよう。それにしてもドラマは時間とられるからなあ…時間とのせめぎあい。2022/05/22

おかむら

33
日本の連ドラがなぜつまらなくなってしまったのかを韓国や欧米のドラマで描かれる女性や社会問題と比較して解説するドラマガイド。もちろんストーリーのネタバレありだけど、キモの部分は書かない配慮をしてくれてると思うので、この先見たいドラマが増えました。でもほとんどがNetflixなんだよなー。カナダのドラマ「アウトブレイク」見たいなー。NHKは去年くらいから海外ドラマをやってくれなくなってるけどなんでか。「アンという名の少女」の続きをやってくれい。2021/08/13

フム

29
コロナ禍に大ヒットした「愛の不時着」をはじめとする韓国ドラマや、原作の世界観はそのままに、子どもと女性の人権尊重という視点を追加した「アンという名の少女」狂信国家ギレアドによる女性への人権侵害や抑圧を、描いた「侍女の物語」など、世界的にヒットしたドラマをジェンダーの視点から切り分けて解説していて面白く読んだ。 日本でヒットした半沢直樹や相棒などに描かれる女性が可愛らしい妻や癒してくれる小料理屋の女将であることも、男性向けに理想化されたステレオタイプの女性だったというのも、読んでなるほどと思った。2023/12/19

香翠

28
観て良かった、次に観てみようと考えているドラマが取り上げられているので読んでみました。人種問題や宗教的なこと、男女差、経済格差などなど、海外の作品の方が割と赤裸々に描かれいるので奥深い気がしてましたが、この作品を読みながら「!」と感じる部分がたくさんあり、単純に「俳優さんがイケメンだからハマった」だけではなかったのねと改めて思った次第です。2022/01/16

はるき

13
 各国のヒットドラマをジェンダー視点で解説する。国が違えば文化が違い、どこが何点とは言えませんが、日本の遅れは笑えない域。良質なエンタメは理不尽や偏見に異議を唱え、大人に再考を、子供に知見を与えるのだ。海外ドリマを見まくりたくなるな!2023/09/07

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