新装版 私は株で200万ドル儲けた

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新装版 私は株で200万ドル儲けた

  • ISBN:9784775972144

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内容説明

ブレイクアウト売買法の元祖「ボックス理論」の生い立ち
多くの熱い読者からの要望で新装版で復刊

個人投資家のダンサーがわずかな資金をもとに株式売買で200万ドルの資産を築いた「ボックス投資法」

本書は、株式市場の歴史に残る最も異例で、輝かしい成功物語のひとつである。ダーバスは、株式市場の専門家ではなく、世界中を公演して回るような、ショービジネス界の世界では最も高いギャラを取るダンサーだった。しかし、株式売買の世界に足を踏み入れ、世界中から電報や郵便などの通信手段を駆使して、百万長者の数倍もの資産を築いた。

というのも、ダーバスが悪戦苦闘の末に開発した独自の投資手法は、マーケットの上昇(強気相場)・下落(弱気相場)に関係なく通用するものであったからだ。そのうち、ダーバスが奇妙な投資手法でものすごい利益を上げているという噂がウォール街で広まり、タイム誌が彼の特集記事を組むまでになった。その後、説得されて執筆した本書は、当時、8週間で20万部近くも売れる大ベストセラーになった。

本書に記載された会社のなかには存在しなくなったものや、取引されなくなった銘柄も多いが、それでも本書に書かれたボックス理論の信頼性に揺るぎはまったくない!

今なお多くの投資手法に取り入れられているこの「ボックス理論」の発案者ニコラス・ダーバスという名は、多少なりともマーケットに関心のある人であれば、遅かれ早かれその名前を知ることになる伝説的人物だ。本書は、彼が投機家としてはまったくの素人だった時代から、やがてボックス理論を考案して200万ドルを稼ぐまでをつづったノンフィクションである。彼がボックス理論を発見するまでの悪戦苦闘は、投資を始めたばかりの初心者がだれでも犯す典型的な失敗の数々であるが、そこから独自の理論を考案するまでの軌跡は読者に驚きと大きなブレイクスルーをもたらすヒントとなるだろう。ダーバスが苦難を乗り越えて成功するまでの姿は、すべてのトレーダーにとって何物代えがたい、今でも新しい最高の教科書である。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

d(^0゚)/b

3
いいなあ、200万ドル。以前勤めていた会社の先輩にもらった本。株は本格的にはやってないけど、ちょっと興味出た。ボックス理論との出会い。あとはまだ正直よくわからない。2017/05/26

投資家M(ミニマリスト×読書家)

2
トレード心理が完結にまとまった本 ある時テクニカルだけじゃなくて、ファンダメンタルズ的に収益の改善が認められる場合に限るとしてファンダとテクニカルを融合させた 大成功の後の1〜2ヶ月はあまりうまくいかなかった ※やはり買った後は相場の動きも変わるし、メンタルがズレやすい 情報が沢山入ってくるのは様々なバイアスが掛かって、感情に支配されてしまう。やはり情報は一次情報以外は遮断した方が良い ほとんどの人間心理は情報が欲しくてたまらないから、多分実はこれがほとんどの人が負ける要因になってるの可能性がある2023/09/20

トモロー

1
株式投資の勉強本としてこれほど面白い本はない。まず小説としての面白さが素晴らしく全く飽きずに最後まで読み進められる。投資手法の学びとして、チャートの強さから投資対象を発見し、ストップロスオーダーによりチャートの弱さで手仕舞いするというところが合理的である。あれもこれもと沢山の株を持つのではなく、本当に強い1〜3銘柄、それも資金が少ない場合は1銘柄で勝負していくところが目から鱗。複数の株を持つことがいいことのように錯覚していたが、急騰する株を見定めて集中投資しなければ圧倒的な成果は出せない。2023/11/03

Darbytime

1
ダンサーが株にのめり込み一喜一憂しながら、テクノファンダメンタル分析と言ういいとこ取りの手法で大金をつかむ話。如何にバリューな銘柄でも上がる時はテクニカルがサインになるかもしれないので、「テクニカル分析なんてお絵かき。一円でも安く買うべきだ」と盲信してた自分をちょっと反省。なんにしても肝に銘じるべきは、お絵かきするならストップロスは必須ということだ。2020/02/22

Uz あなぐま

1
古い時代の話であり、それほど期待せず読み始めたが個人の体験談としてはかなり面白く読めた。成功体験と慢心による失敗を繰り返しながら、その原因を追及し対策を練る粘り強さは投資に限らず目標に向かう人のあるべき姿だろう。タイトルそのままに成功したところで終わっているが、かなり幸運に恵まれた印象が強く、同じやり方で同じ成果を得る可能性はあまり高くないように思うので真似はできない。後の調査で投資の成果は20万ドル程度だったとみられているそうだが、諦めずに努力を続けた姿を疑似体験できる小説だと思えば何も文句は無い2020/01/07

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