オーバーラップ文庫<br> 黒鳶の聖者 2 ~追放された回復術士は、有り余る魔力で闇魔法を極める~

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オーバーラップ文庫
黒鳶の聖者 2 ~追放された回復術士は、有り余る魔力で闇魔法を極める~

  • ISBN:9784865549300

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内容説明

シビラと出会い、闇魔法を手にアドリアダンジョンの魔王を撃破したラセル。エミーとの和解も果たし、三人は次の魔王を討伐すべく海の街セイリスへと向かった。潮の香り漂う街を堪能した三人は、気持ちも新たにダンジョンへ。【聖騎士】のエミーが加わり、順調かと思われた攻略だったが、三人の前に姿を現したセイリスの魔王は想像を超える狡猾さでラセル達を翻弄し……? そんな中、隣で戦うエミーの真意を知ったラセルは、自身の力をエミーに与え――
「今度は俺が、お前を……お前自身の心から救ってみせるからな」
かつて追放された青年が有り余る魔力で最強に至る英雄譚、第二幕!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

28
シビラと出会い闇魔法を手にしてアドリアダンジョンの魔王を撃破したラセル。エミーとの和解も果たし、三人が次の魔王を討伐すべく海の街セイリスへと向かう第二弾。聖騎士エミーも加わったパーティーの前に姿を現した、想像を超える狡猾さで彼らを翻弄するセイリスの魔王。エミーの力が発動する条件には苦笑いでしたけど、自信を取り戻したラセルにキュンキュンするエミーが可愛くて、周囲をよく見て人の機微にも敏いシビラの公私に渡る的確な采配もなかなか効いてました。三人がいい感じだからこそ、残されたもう一人の幼馴染が気になりますね…。2021/06/24

まっさん

19
★★ う〜ん…世界観や設定は好きなはずなのに何故かあまりハマれない所がある。てっきり今巻は主人公のもう一人の幼馴染・ジャネット回だと思い込んでいた事もあって物足りなさを強く感じてしまった。新しい街で新しいメンバーが加わるかと思えばそんな事もなく、前回焦点が当てられたエミーの掘り下げ回も思えばそんな展開も始まらず…正直ジャネット側に不穏な空気感を漂わせたまま続ける話だったのかなと思ってしまったし、今回の話はかなり冗長に感じてしまったなぁ。タイトルに「追放」の文字がある割にそこまでざまぁ要素も感じられな→2021/08/25

げんごろう

13
盾役としてエミーが加入。 ラセルにデレデレで可愛らしく、おまけに強さも本物。良いパーティになってきましたね。 そして今巻ではシビラの有能さが際立っていた印象。 狡猾で腹黒い女神様…。 絶対敵に回したくない存在です(笑) 次巻はどんな出会いが待っているのか。 楽しみです! 2021/07/08

真白優樹

8
無事にエミーとの和解も成立し新たな街へと向かう中、ダンジョンに巣食う狡猾な魔王が迫り来る今巻。―――並び立つために新たな力を選べ、今度は己の意志で。 幼馴染をやり直す事になったものの、ラセルに責任を感じたままのエミーの心を真の意味で救う事になる巻であり、彼女が過去の自分の殻を破り、自身の意思で新たな力を手にする事になる、一歩物語としての面白さが確かに高まる巻である。残された者達に不和の芽が確かに降り積もりつつある中、勢いに乗るラセル達は今度はどんなダンジョンを攻略するのか。 次巻も勿論楽しみである。2021/06/30

リク@ぼっち党員

7
エミーが仲間に加わり、新たな魔王討伐のために海の街へ。エミーとの幼馴染のやり直しも、シビアとの相棒関係もいいね。デレデレなエミーはとても可愛らしいし、シビアとの気兼ねない軽口もテンポ良い。エミーとシビアの方でも根が優しい二人がお互いに尊重し合うところが素敵。ダンジョン攻略でも優秀な盾役、無尽蔵の魔力を持つ治癒役、参謀兼攻撃役とか相性良すぎる。本当にいいパーティー。しかし今回の魔王は狡猾でシビアいなかったらヤバかったと思うんだが、勇者パーティーの方のジャネットは大丈夫か? そこ含めてラセルたちの活躍に期待。2021/06/27

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