内容説明
日本のスポーツ指導はなぜ世界からこんなに遅れてしまったのか?少年野球のパパコーチから日本代表レベルの問題までを鋭く指摘する。同時にスポーツ指導先進国のアメリカ、アルゼンチン、ブラジルなどの実例から、「理想の指導者」の形を探る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Naota_t
5
#2213/★3.3/前半の社会に対する問題提起は良かったものの、後半は著者個人の内容が多かったため、尻すぼみ感があった。ただ、ほめて伸ばす重要性は理解できたし、日本の歪な教育体系も何とかしたいと思った。正しい心理学に基づくコーチングやその人材が、日本の教育組織には足りない点が課題だ。そして、スポーツでは「楽しむ」ことの必要性を改めて痛感した。人の粗を見つけるのは簡単だが、良いところを見つけるのは難しい。私も人を質す際、北川氏の言う通り、まずは否定せず「プラス、マイナス、プラス」になるように心がけたい。2025/02/01
Go Extreme
2
レッドカード:日本の常識は世界の非常識 その暴力、犯罪です 夢をつみとる大人たち 子供は命令では動かない 問題だらけのパパコーチ なぜ日本人は「バックパス」するのか 未来への提言:練習は「量より質」 スポーツが非行を防ぐ ジョン・ウッデン「成功のピラミッド」に学ぶ スーパースターからの伝言 組織を変えるより個人の意識を変える2021/08/08
フリット
0
自分が中学生だったのは昭和50年代。本書を読んで当時を思い出すと、いろいろ理不尽だったな。練習試合中に監督にビンタされたのはそのさいたるものかも。小学生時代だって、はたかれたな~。当時はそれが普通だと思ってたから、違和感を全く感じなかったけど。大人になって、誰かに言われるんじゃなくて自分からしたくてスポーツをすることがどれだけ楽しいか、体感している。2025/06/29
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