クヌギ林の妖怪たち ー童話作家・富安陽子の世界ー

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クヌギ林の妖怪たち ー童話作家・富安陽子の世界ー

  • 著者名:斉藤洋【作】
  • 価格 ¥1,430(本体¥1,300)
  • 講談社(2021/06発売)
  • 初夏を満喫!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン (~5/18)
  • ポイント 325pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065235430

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内容説明

幽霊の存在については、それを肯定する人はいる。
では、妖怪は? 妖怪がほんとうにいると思っている人がどれくらいいるだろうか? しかも、おとなで!
ひょっとして、富安陽子は、そういう数少ないおとなのひとりではないか、と私は感じていたのだ。
インタビューなら、気がゆるんで、富安陽子の本音が出るのではないかと、私はそう思ったのだ。
そうしたら……。
ー巻末対談「インタビューの前に」より

『ルドルフとイッパイアッテナ』著者・斉藤洋の視点から、富安陽子の妖怪世界が人々を惹きつける理由を解き明かす!
サンドウィッチマンのコント『村に住む男』や任天堂Switch『あつまれどうぶつの森』など、さまざまな人気コンテンツに触れながら、富安陽子の妖(あやかし)ファンタジーとの共通項を見出し、丁寧に読み解く一冊。
巻末には児童文学界の巨匠、富安陽子・斉藤洋による豪華対談付き!

目次

はじめに
1 日常と非日常の対峙
2 緩衝地帯
3 妖怪たち
4 不穏
5 非日常の日常化
6 魑魅魍魎妖怪跋扈の世界
7 人間観
8 人外ではない魔境
9 よけいなこと
10 竜の飛行
11 迷信
12 世界の重層的構造
おわりに
対談 富安陽子・斉藤洋

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミーコ

30
富安陽子さんも斎藤洋さんの本も好きなので 気になり読んでみました。「クヌギ荘のザワザワ荘」は未読ですが、こちらの本を読んで内容は分かりました。お二人の対話が面白かったです。2022/02/26

バニラ風味

22
富安陽子さんのこの本について、読み込み、追求した、斉藤さんなりの考え方、結論が書かれています。日常生活の中、隣り合わせにある非日常や、人間と妖怪との、ベストな付き合いかたなど。それらは、最後に掲載されている、富安さんとの対談の中で、だいぶ踏み込んでいきます。そう、富安さんと言えば「シノダ!」のシリーズも、妖怪ものですね。そして、私も引っ掛かっていた「石婆」の件。もう、だいぶ経ってしまったけれど、私もぜひ、続編を!と熱く希望します。2021/07/09

ムーミンママ

4
安富 陽子著『クヌギ林の妖怪たち』の考察本。斉藤 洋さんが詳しく分析!! (なのにオリジナルを読んでません汗) 安富さんと斉藤さんの対談が とても楽しい。2022/06/26

kotaro

2
★★★★★★★★☆☆2022/08/13

あみよし

2
考察本なのに元の「クヌギ林のザワザワ荘」は未読。単純に妖怪が好きなので楽しめたが、」はり元の本は読んでおいた方が楽しめる。お堅い語り口で真面目なことを話しているが、サンドイッチマンのコントに出てくるキャラクターと妖怪の類似点や、どうぶつの森というゲームに言及していたりと、ガチガチな考察本ではなかったので楽しめた。2022/06/12

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