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内容説明
首相官邸に属する補佐官や秘書官らいわゆる「官邸官僚」は絶大な力を行使し、「モリカケ問題」など一連の不祥事の温床とも指摘されている。なぜ彼らは力を持ちえたのか。その腐敗の過程を検証し、あるべき姿を説く!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まゆまゆ
12
安倍・菅政権で残された負の遺産である官僚支配、マスコミ支配、地に落ちた倫理感、戦争できる国、をそれぞれ解説していく内容。政策提言もまともと思うけど、結局本気で改革したいと思う政治家や官僚が少数派である限り、日本社会は簡単には変わらない。最後の総裁選予測も結果以外は当たっていることにも驚き。2021/10/04
templecity
9
元通産官僚の古賀茂明の著。報ステでも政府に対して辛口コメントを吐いて下ろされた。安倍、菅になって官僚の人事権も握り、政治家に忖度する官僚になってしまった。通産省は昔は様々な規制も握って力を持っていたが、その後、経済や貿易自由化の進展で存在感は薄れていた。GoToトラベルみたいなパフォーマンス的な政策に傾注してしまった。菅は頑固で官僚を厳しくコントロールし、またマスコミに対しても圧力をかけて、いまではマスコミトップが政府に忖度するようになってしまった。(続きあり)2022/03/04
黒頭巾ちゃん
5
▼官邸が人事を握ったので、官僚は改竄や忖度をして出世をねらう。国民不在▼立憲が自民党から餌を巻かれて、法案に賛成する愚行▼先進国では最下位の日本▼原発は住宅よりも耐震性が低い▼デジタル後進で、デジタル庁は機能しない▼オリンピックは森利権なので森派の政治屋が担当▼菅には能力なし▼なぜか河野太郎推し▼官僚トップは官房副長官2021/06/26
Melody_Nelson
3
元官僚ゆえに、現場の空気の捉え方がリアル。そして、このままだと国家の劣化に拍車がかかるという危機感。色々と情けなく頼りない実情が記述されており、不安だらけ。どうにかせねば! 古賀氏の提案に全て賛同ではないが、民間人をもっと活用することには大賛成(但し、某人材派遣の会長みたいな人は困るが)。逆に、マイナカードで全て把握するのは効率的で良いとは思うものの、今のような政府や警察組織に個人情報を把握されるのは怖いと思ってしまう。どんなルールにしても、結局は使う側の力量次第という気もした。2021/07/10
Akio Kudo
2
★★★★★ 今の岸田総裁が誕生する前に書かれたはずだが、予言的中に驚く。2021/10/06
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