日本懐かし団地大全

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日本懐かし団地大全

  • 著者名:照井啓太
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 辰巳出版ebooks(2021/06発売)
  • 盛夏を彩る!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~7/27)
  • ポイント 450pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784777821211

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内容説明

かつて庶民が憧れ、夢見た「団地」での暮らし
ぼくらを魅了してやまない、昭和の原風景のすべて

大小高低に変わり種など様々なタイプの住棟、
給水塔に壁画、公園、商店街、集会所……
なぜか惹かれる、団地をめぐるあれこれ


ベランダの数だけある、それぞれの暮らし。
灯りともる窓の中では、家族の笑い声が響く…

子どもたちが駆けまわる公園、買い物は下の商店街、
楽しみなお祭りなどの行事、濃密な近所付き合い……
老若男女の人間関係が詰まった、古き良きコミュニティ。
あの頃、団地に住んだことがある人もない人も、
失われつつある「昭和」を想わずにはいられない。


【主な内容】
◎団地ブーム到来! 憧れの名団地
『ひばりヶ丘団地』『赤羽台団地』『高根台団地』『牟礼団地』『常盤平団地』
『阿佐ヶ谷住宅』『仁川団地』『稲沢団地』『荻窪団地』『多摩平団地』

◎団地の「標準設計」あれこれ 住棟タイプ
・中低層棟編 中層フラット/ポイントハウス/テラスハウス
・高層棟編
・その他の住棟タイプ

◎コミュニティとしての団地
・商店街
・子どもたちの遊び場
・集会所 その他の施設

◎みんな昭和生まれ! 今も輝く名団地
・1965~
『神代団地』『公社多摩川住宅』『花見川団地』『小平団地』『左近山団地』
『百草団地』『住吉団地』『田島団地』『千里竹見台団地』『千里青山台団地』
『武里団地』『森之宮団地』『町田山崎団地』
『西上尾第一団地/西上尾第二団地』『大島四丁目団地』『夏見台団地』
『飯島団地』『都営戸山ハイツ』『習志野台団地』『国立富士見台団地』
『亀戸二丁目団地』

・1970~
『みさと団地』『豊島五丁目団地』『湖北台団地』
『洋光台中央団地/洋光台北団地/洋光台南団地』
『多摩ニュータウン永山団地』『高島平団地』『公社河原町団地』
『高幡台団地』『米本団地』『泉北竹城台一丁団地』『新座団地』
『奈良北団地』

・1975~
『川口芝園団地』『北砂五丁目団地』『大谷田一丁目団地』『花園団地』
『芦屋浜シーサイドタウン』『公社横浜若葉台団地』『花山東団地』
『武庫川団地』『光が丘パークタウン』

◎COLUMN
1 住棟番号と壁画イラスト
2 給水塔
3 団地エレメンツ
4 公園遊具とオブジェ
5 映画『団地への招待』

◎団地あるある

◎日本の団地の歴史

◎募集パンフレットの変遷

◎“懐かし団地に会いに行こう!! 集合住宅歴史館

……etc.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

90
主に関東地区に昭和30年代に建てられた団地。団地の外観や周囲の環境、団地の間取りや生活が当時の写真と現在の様子が紹介されている。そういえば小学生の頃学校に団地住まいの同級生がいて住んでいる団地がうらやましくて見に行ったことを思い出した。たしか3階か4階でそこから見える景色は平屋の家に住んでいた私にとってはとても新鮮だった。当時は若い住人が多く住んでいた高度経済成長時の象徴でもあるのだな。図書館本2018/09/25

あじ

56
ハイペースで強気に出版する『日本懐かし大全シリーズ』。特に最近は昭和男子をターゲットにしたテーマが続き、女子の私は遠ざかっておりました。凍結しきった私の心臓部を再起動させるテーマは巡ってこないのか、忍耐が限界に近づいたのを見計らったように、団地の神様が降臨しましたとさっ。著者の照井さんは団地の申し子であり私はその下僕。過去の著作に対しレビューを捧げてきました。今回も団地の魅力を、限りある紙面で過不足なくレクチャー。UR都市機構から拝借した写真を効果的に配し、郷愁をくすぐります。是非内覧にお越し下さい。2018/08/15

sofia

50
先日読んだ『団地ノ記憶』の流れから読む。子どものころ団地や社宅に住んでいたので「団地」には楽しいところという記憶しかない。友達もいっぱいいるし遊ぶところも広い。一軒家の人はかわいそうとさえ思っていた。今でもマンションのほうが好き。でもマンションにもないものを団地は持っている。2019/02/15

fwhd8325

49
団地は日本の文化なんだと感じます。高度成長期へ団地が果たした役割は大きかったのだと思います。時代が流れ、すでに取り壊しされた建物もたくさんあります。団地内商店街もさびれてしまった場所もあります。それでも、この著書を見ていると60年前後に建てられた団地は、ゆったりした設計で建てられたことがわかります。新しく建て替えられた団地に(団地に限らないのですが)温もりと言いますか、家庭という空気を感じられないように思います。壊してしまってから懐かしい、もったいないと言ってももう遅いことが多すぎるようにも感じます。2018/10/08

山田太郎

49
東京あたりに住んでたらもう少し面白かったのかと。福岡版作ってくれないかなと。2018/08/22

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