内容説明
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江戸時代の古地図と現代の地形図を見比べながら江戸当時の道を歩き、歴史の変化や当時の地形などを味わいつつ、古い道を探る。
何百年も前から使われ続けた道には、最近のまっすぐで機能重視の道路とは違い、地形を生かしたナチュラルな良さがある。道ばたに庚申塔や道祖神が残っていたり、古社古刹がときどき顔を出し、江戸の名残を感じることができる。
本書で取り扱う江戸前期に出版された絵図は、きちんと測量した詳細な地図で、道路が非常に正確に描かれている。現代の地図との一致も多々あり、見比べやすい。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひろ
1
散歩の楽しみが広がる。昔の人たちの息吹を感じて、当時の世相や生きていくうえでの苦難などにまで想いを馳せられる。その当時、確かに自分の先祖が生きていて、だから今の自分がいる。そんなことまで考えさせてくれる。というのは、少し言い過ぎかもしれませんが。この本片手にあちこち散歩したくなります。2022/01/27
kaz
1
案外有名な話が混ざっていたりもするが、都内の古道に関するトリビアが嬉しい。目黒最古の神社は大鳥神社なのだそう。図書館の内容紹介は『古地図と地形図でめぐる東京の史跡散歩本。江戸時代の古地図と現代の地形図を見比べながら江戸当時の道を歩き、歴史の変化や当時の地形などを味わいながら、東京都内の意外な歴史を謎解く』。 2021/04/10
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